2014-01-01から1年間の記事一覧

一生懸命

アメスポの天敵ではありますが、サッカー、なんとなく見ていました。日本のプレーを見て思うのは、その一生懸命さ、必死さです。みんな、ほんと一生懸命。全力で戦っている。ネットだと「あいつ途中から手を抜いていた」とか書いているのもありましたが、私…

初修外国語の効用

先日、教育学会みたいなのに出てきました。あんまりこの手のものに出たことはないのですが、なんというか、当て職みたいな感じで。オレが出たのは「初修外国語部会」。独仏中みたいな、いわゆる第二外国語。その中で、なかなか面白いご発表がありました。 な…

水は低い方へ

なかなかブログを書けません。なにかアイデアが浮かんでも、ささっとツイッターに書いてしまう。ことほどさように、人は楽な方楽な方へと流れますね。本を読むよりはネット。ペンで書くよりはワープロ。ブログを書くよりはツイッター。これ、けっこう本質的…

逆転現象

普段中国人留学生と話していて思いますが。中国人学生の方が、日本人学生よりも、勉強はしてきています。時間だけなら、何倍も。ただその勉強、ものすごく型にはまっているのですよね。要は教科書丸暗記。日本の教育が(評価はいろいろですが)重視する「自分…

笑いのツボ

笑いのツボって、人によって違いますよね。オレの場合、昔から弱いのが、「ご長寿早押しクイズ」でした。なんかダメなんですよ、あれ。腹抱えて笑ってしまう。あんまり酷いので、見ないようにしたくらいでした。なのでしばらく見ていないけど、あれ、まだや…

不思議なもので

ひょんなことからipadを手に入れまして。といっても私物ではなく公物としてですが。で、ツイッターやらをやっているのですが、不思議なもので、ipadで呟こうとすると、思考力が今までの6割ぐらいになっちゃうんですよね。 なんか、思考力がでない。ただでさ…

イチかバチか

最近悩んでいます。「現代中国○○」と「中国現代○○」、どっちがいいんでしょうね。というと「どっちでもいいんだよ」という声が飛んできそうだし事実どっちでもいいとも思うのですが。そして私は、昔からなんとなく、「中国現代○○」を使ってきましたが。ちな…

ああ乱闘

アメスポをいろいろ見ていますが。最近、youtubeで乱闘シーンを見るのに凝っています。何が面白いんでしょうね。思うに、彼ら、普段はルールでガチガチに縛られていますよね。野球だったら、ピッチャーはこういう格好でボールを投げ、バッターはこの囲いの中…

おつまみの地政学

スコッチにはまっているわけですが。飲む酒によって、おつまみも違ってくるんですよね。ウィスキーがいいのは、おつまみがそんなに欲しくならないこと。チーズ2,3切れで十分。逆におつまみが欲しくなるのはビールですね。唐揚げとか、ポテチとか、体に悪い…

味音痴

どちらかというと「腹一杯食えりゃいい」という家庭で育ったので、味の蘊蓄とか、まったくダメです。今でも基本は腹一杯食えりゃいい。 そんな私も、最近、スコッチに凝っていまして。 スプリングバンク 10年 旧ラベル 700ml [並行輸入品]出版社/メーカー: …

歳を取ると。

歳を取ったなあ、と感じること、いろいろありますが、その一つは、「すべてが既知になる」でしょうね。何を読んでも、何を見ても、「これってあれね」と結びつけてしまう。もちろんそれは経験という意味ではプラスに評価できるのでしょうが、でも「なにこれ…

時差の政治学

今日は朝からMLBを見てました。ダルビッシュがあと1人でノーヒットノーランを逃した試合。でも朝からテレビで野球観戦というスタイル、当然ながらメジャーのテレビ中継が始まってからです。時差のおかげというか時差のせいというか。時差って、いつ発見され…

常識を覆す

普段、授業では、「常識を覆す」系のことをしています。でも本当に「常識を覆す」のは、なかなか難しいんですよね。 例えば、「中国語には、敬語がないんだよ。なので、誰が誰にしゃべることばも、基本一緒なんだよ」というと、多くの日本人学生は「えーー」…

伝言ゲーム化する社会

また愚痴っぽいやつですが。大学に降ってくる上からのお達し、何だかなあ、と思います。でもおそらく、そのお達し、理念としては、たぶん間違ってはいないんですよね。例えば「地方国立大学では地域に関する授業をやれ」というのも、「一般的な知識だけでな…

昔と今と

今日はこの本を。 ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)作者: 原田曜平出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/01/30メディア: 新書この商品を含むブログ (34件) を見る 面白かったです。若者と接する仕事だけに、若者論は大好きでして。ただ…

過ぎさりし日々

若い頃は、ギリギリになるまで準備せず、前の日や当日に大慌てで準備、実際の発表や授業もドタバタ、というのが普通でした。歳とともに学んで、わりと事前に準備するようになりました。それに、ストックも増えてきました。「準備を1から始める」ということ…

お買い物

憂鬱さを吹き飛ばすには買い物が一番、ということで、これを買いました。 Nikon デジタル一眼レフカメラ D5200 レンズキット AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR付属 ブラック D5200LKBK出版社/メーカー: ニコン発売日: 2012/12/15メディア: Cameraこの商…

リーダーの素質

今学期も、提携校からの交換留学生、来ました。5人。 半年で入れ替わるので、名前を覚えた頃には帰国してしまうのですが。面白いのが、彼ら彼女ら、毎回、リーダーが決まっているんですよね。 今回も、オレが彼ら彼女ら(女3男2)に「もう慣れた?」とか…

創られた友達

最近、いろんなところで「友達を作りませんか」みたいなイベント、やってますよね。 大学も、新学期というのもあってか、サークルやら団体やら生協やらで、友達作りの企画が目白押し。でも、「作られた友達」、なんかちょっと不思議な感じがして。 友達って…

高揚感

新学期だというのに、なかなかテンションが上がりません。 ここ数年、ずっとではありますが。さっきテレビを見ていてふと思ったのですが、テンションが上がると言えば、ネットの出始めって、テンション上がりましたよね。夢のツールだ、これで人類は劇的に(…

趣味は読書

たしか同じタイトルで以前にも書いたことがありますが。理系や、社会科学系の研究者なら、サブカルとか音楽とか…が趣味、って、格好つきますよね。アニメが好きで、グッズを買うのと、あと食うために、研究してます、みたいなの。だから休みの日はひたすら趣…

唯一の自慢

さっき、新しく始まったNHKのテレビ中国語講座をぼんやり見ていまして。見ていると、ゲストとして登場し、問題を出したり、見本を見せたりする中国人、みんなものすごく嬉しそうなんですよね。すごく自信満々。そりゃそうでしょう。中国語にかけては、プロだ…

ディケード

こっちに来て丸10年になりました。早かったといえば早かったけど、いろいろあったといえばいろいろありました。特に最近は、どうもあまりいいことがない、ような気がしているのですが、長い目で見れば、こんなもんなのかもしれません。なんか、いろいろマ…

作る人

学期の終わりというか始まり、相変わらず撮りだめていた映画をぼんやりと見ているのですが。どんなにつまらない(といわれている)映画であっても、「作る人」と「見る人」の間には、肥えられない峻厳な壁があるよなあ、と。つまんねーといくら貶そうが、こ…

「である調」で話す

夜は見るともなくBSの「世界街歩き」を。今日は(再放送ですが)サンクトペテルブルク。ナレーションは貫地谷しほり。彼女のナレーションがいつも気になるのは、語尾です。ほとんど、「だ」か、名詞止めなんですよね。「ここは○○広場だ。」とか、「ここは、み…

「将来のため」はいつまで可能か

昨日は卒業式。で、いろいろと考えます。若い時は、「将来のため」というのが、けっこう処方箋になりますよね。今苦しくても、将来のためにがんばる。勉強なんかまさにそう。したくもない勉強を黙々とやるのも、将来のため。働いてからも。つまらない仕事を…

地獄の沙汰もコミュ力次第

父は週3回デイケアに行っているのですが。先日のひな祭り、なにやらお内裏様の格好をさせられて、お雛様の格好をさせられたお婆さんと一緒に写された写真を持って帰ってきました。父は満面の笑み。お婆さんは仏頂面。ツイッターでもちょっと話題になりまし…

定年考

中国のサイトを見ていたら、「定年が延びた。いつまで働かされなきゃならんのだ!」と怒っている書き込みがあったりします。これ、前から不思議でした。日本だとむしろ、定年を伸ばして欲しい、という人の方が多いですよね。もちろんそれが若者の職をなおさ…

ヒマがあれば、ヒマがあっても

この春、特に何もせずに終了を迎えようとしています。ブログも、あんまり更新せず。ほんとブログというのは我ながら不思議で、ヒマな時でも書ける時と書けない時があり、忙しい時でも書ける時と書けない時があり。精神状態とか、いろいろ関係しているんでし…

素晴らしき谷崎潤一郎野郎

昨日は谷崎潤一郎研究会@高知に参加。こういう「作家単体の研究会」、なんか落ち着きます。安心する。最近、文学研究業界というと、もうなんでもありの無法地帯。映画もあれば、マスメディアもあれば、音楽もあれば、テレビもあれば、マンガもあれば、演劇…