大人になったら。

ひさびさです。1年ぶりぐらい。
前も書きましたが、「はてなブログ」に強制移住させられてからというもの、執筆意欲がめっきり落ちました。
人間が住み慣れた場所から「こっちのほうがいい暮らしができる」と強制移住させられた、その気分をちょっとだけ味わいました。

この歳(今年で48になります)になると、「何のために生きる/生きている」のか、そのモチベーションが難しくなりますよね。
昔の食うや食わずの時代だったら「とりあえず生き抜く」というのがあったかもしれませんが、ひとまず食っていけてる人なら、なおさら。
あるいは「子供のため」というのもあるかもしれませんが、そもそも今は子供がいない人も多いし、いても「子供に全精力を傾ける」という人、だいぶ減ったんじゃないかと思います。子供よりまず自分、という生き方が奨励されるようにもなっていますし。
となると尚更、「何のために生きるんだろう」という問いが、眼前に迫ってくるわけです。

趣味がある人は、それでいいのでしょう。
また、仕事、あるいは出世が当面の目標という人も、いいかもしれません。
でも、この歳になると、おおむね先も見えてくるんですよね。
自分がどの程度なのか。どこまで行けるのか。どこからは無理なのか。
それを悟った上で、さらに頑張るというのは、なかなかしんどいものがあります。

しかも、そういうのを悟るのが上手な、「早見え」のするタイプほど、この罠に陥りやすい。
わたしがそれです。我ながら早見え。見切りも早い。
それはいい面もありますが、悪い面もある。自分に早々に見切りをつけてしまう。

ここから、自分にもう一度鞭を入れるのは、なかなかしんどいものがあります。でも、やらねばならんのでしょうね。さて何を目標にしよう。死んだら天国に行けるように、かなあ。