辞め際
先日、たまたまスカパーでやってたこの映画を。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2009/04/24
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いや、感涙です。数ある教師モノ映画でもベスト10には十分入るでしょう。最初に見た時はそんなに感じなかったけど、今回はグッと来ました。
で、この映画、もちろんクライマックスは最後なわけですが、ふと「オレが退職する時、誰がどれくらいお祝いしてくれるかな」という考えが頭をよぎりました。
いや〜これ、ご同業の方、けっこう気になりません? こんなことチマチマ気にするの、オレだけか?
もし、自分が大学院生−研究者を育てるような立場だったら、まあ最悪、お義理のお祝いはしてくれるでしょう。パーティーなんかもあるだろうし、記念論集とか、そういうの、半ば強制的(という言い方もアレですが)に書かされたりしますもんね。
でもそうじゃない場合、つまり、民間に勤めて学校との繋がりなどほとんど無くなってしまった場合、「自分の先生の退職」に、はたしてどれくらい反応しますかねえ。
面倒見のいい教員だったら、卒業後も連絡を取り続ける、ということもあるでしょう。でもオレの場合、どちらかというと学生との付き合いはあっさりしたほうだし、卒業後に会うこともそんなにないし(どっちも、決して拒否しているわけではないのですが、結果的に。)、だとすると、卒業後数年たったら「指導教員、あれ、だれだっけ」みたいに忘れ去られることも、ないとは言えないんじゃないか……
……というのは早すぎる悩みでしょうか。いや、でも、その時になってオロオロする前に、今までの卒業生に、「最近どうですか」と、手紙書いてみようかしら……