2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

再びアイデンティティ

最近マイブームのアイデンティティについて。やっぱ「脱アイデンティティ」はキツイんじゃないかと思う理由。 1.アイデンティティには「オレは○○だ」というアイデンティティと、「あいつは○○だ」というのの2つがあると思います。このうち、「オレは○○だ」…

聯歓会

今日は旧暦のお正月。スカパーを買ったばかりなので、さっそく大喜びでCCTVの聯歓会を見てみました。 ……相も変わらず。まあ、面白いですけどね、これはこれで。 しかしこういう、民族意識(なのか国家意識なのかその辺はビミョーですが)丸出しのものっ…

忘れてた!

そっか昨日は1月28日。74年前、1932年の昨日、一二八事変、もしくは第一次上海事変といわれる、日本海軍が上海にプチ侵攻した日でした。 この事件は上海にとってけっこうおっきな出来事で、これによって、それまでバラバラだった上海居住民が、「上…

経済学か……

しかし世の中、経済(学)一色ですね(と思っているのは僕だけかしら)。世の中のこと、政治にしろ文化活動にしろ、恋愛すら(というか恋愛なんかは真っ先に、か)、全てのことは経済学で説明が付く。なんかそんな気分になってきました。 あれ、まるくすさん…

ライフ・コース

今読んでいる本。陶菊隠『記者生活30年』(中華書局、2005。原版は1984年出版)。 僕は「自叙伝」を読むのが好きなんですね。しかも「普通の人」の。逆に、「偉人伝」は、子供の頃から大嫌いでした。「こういう人になれ」みたいなお説教が、子供心…

何が悪いの?

珍しく時事ネタ。例の「ハーレム事件」です。 これって、何か悪いでしょうかね?まあ容疑は「脅迫」ですから、実際に「オレと一緒に住まないと、ひどい目に遭わせるぞ!」と脅したのかもしれませんが、もしそうでなく、女性たちが「自発的」にこの男性の周り…

仲間はずれ

僕はmixiってほとんど利用していなくて、もっぱらブログと2chにしています。 なんというか、「会員制」みたいなのが、苦手なんですよね。 子供の頃から「仲間はずれにされやすい体質」で、よく寂しい思いをしたものでした。 なので、「知る人ぞ知る」「特定…

面白く、やがて哀しき……

「エスケイプ・フロム・アマゾン」(原題:「沖出亜馬遜」)という中国映画を見ました。 いやはや、仰天。私も職業柄、そこそこ中国映画は見ていますが、ここまでのトンデモは初めてです。設定もトンデモ、ストーリーもトンデモ。いくら八一製作だからといっ…

試験

昨日の続きですが、試験って、教師にとって、自分の権威を示せる、自分が「神」になれる、数少ない機会なんだと思います。 普段授業にロクに出てこず、出てきてもおしゃべりしたりケータイしたりで全然聞いていない。くっそー。でもそういう学生も、試験とな…

やっぱりね

センター試験のヒアリングが終了。 こないだも書いたように、やっぱこのシステムはおかしいです。まず、所長さんだかが「一台も不良品はない」などと言明したこと。それ自体あり得ません。不良品はあることを前提にしてもらわないと。 まあでも再試験は全国…

もじれる日々

コメントにレスをいただいたから、というわけではないのですが(というかやっぱりそれが大きいのですが)、こないだ書いた「僕的2大おもしろブログ」のうち、やっぱり本田さんのに軍配をあげます。 内田さんのは、もうたぶん誰かが指摘しているでしょうが、…

ちょっと専門のお話

昨日、『中国現代文学研究叢刊』2005−6を見ていたら、李今「穆時英年譜簡編」に、「穆時英は、上海生まれ、上海育ちだ」と書いてあって仰天。僕は今の今まで、一般的に言われている「浙江省慈渓生まれで、14歳で父とともに上海へ」という生い立ちを信…

違いの分かる……

今、僕的に一番見ていて面白いのが、内田樹さんのと本田由紀さんのブログです。本田さんが内田さんをちょくちょく批判しているのがまた面白かったり。 とはいえ、いつも思っているのですが、本田さんと、もう一人同じ(といっていいのかしら)テーマをやって…

連帯感

「大いなる幻影」という映画をDVDで見ました。内田さんのブログで言われているように、ここで描かれているのは、戦争でありながらも、双方(仏独)が阿吽の呼吸で、暗黙の了解の元でのゲームとして行われている、ということです。(内田さんは、「いつ自…

独り言

アタタタタ。何がいけなかったのか、昨日の晩からものすごい腹痛。 しかしINDがPITに負けるとはねえ。やはりCOACHの身内の不幸が尾を引いたんでしょうね。 うちにスカパーはおろかBSもない僕はスタッツライブのみでしたが、けっこう楽しめまし…

変わらなきゃ!

いろんな人のブログを見ていると、やたらと攻撃的な人っていますよね。マンション偽装の時に話題になった○っこさんとか、台湾問題を扱う○じなさんとか。 読んでいる分には、まあこういうのって面白いですけど、でも、ちょっとなあ、と思うこともしばしば。 …

猿に注意

週末は中国からのお客さまの接待と討論会の通訳もどき。 河南省の方(女性2人)だったのですが、言葉が聞き取りやすくて助かりました。去年、安徽省の方をお迎えした時には、聞き取りづらくて大変でしたが、やはり北京に近ければ近いほど、言葉も標準になっ…

中間派

こないだ読んだ本。小倉紀蔵『歴史認識を乗り越える』。相変わらずアフィリエイト(以下略 言っていること。「戦争で日本は中韓にたいへん悪いことをした。しかし、今現在のさまざまな状況を見ると、中韓のほうが問題の多い国家である。ゆえに、日本は率先し…

評価

今は卒論シーズン。学生さんの卒論をいろいろと読んでおります。 教員になって、当たり前のことながら、「人を評価する」機会が急激に増えました。卒論やレポートやテストや。 それと同時に、「人に評価される」機会も、徐々に増えています。「自己評価」や…

直リンとか

こことかで、ネットの直リンやネガティブリンクのことが問題になっていますね。 僕は基本的に開放形で、リンクも引用も、大っぴらでもコソコソでも、どうぞご勝手・ご自由に、それを覚悟で書いているんだから、というほうです。しかしやはりそれがいやな人も…

お休みモード

やれやれ、今日から授業開始。成人式なんかで、出席者も少ないかな、と思ったら、けっこうみんなきちんと出ていました。感心。 でも、うちの大学の場合、後期の授業って、1月いっぱいなんですよね。というか普通の「旧国立大学」ではそうでしょう。なので、…

システムの外

お正月休みも今日で終わり。まあ普通の人よりはよっぽど長いので文句は言えません。 正月中はアメリカ映画と中国映画をあれやこれやと見ましたが、それで思ったのが、この二つ、よく似ているなあ、ということです。 そういう映画を選んでみた、というのもあ…

無用の用

クリスマスの1週間ほど前から、勤務校で、敷地にある広場にイルミネーションの飾りを付け、午後5時から10時まで電球でピカピカさせ、一般市民の目の保養にするる、というのをしております。昼間、事務の方たちが飾り付けをしている様子を見て、「ああ、…

地元の英雄

一昨日、昨日と中村に行って来ました。今では合併で四万十市になってしまいましたが。う〜ん、この地名、微妙。 まあいいや。で、僕は地方都市に行くとたいてい地元の歴史資料館・博物館に行きます。とくに歴史マニアでもないしむしろ歴史事項とか人名とか覚…

ご不満

高知に不満はほとんどないんですが、唯一、郵便事情がいまひとつなんですよね。 1月になってから、同じ市内に出した年賀状が10日後に配達されたり(学生の申し出で判明)、東京からの郵便も不思議なほどに遅れることがあったり、と、どうも完全に信頼でき…

すべてを脱ぎ捨てよ!

年末に読んだ本を。上野千鶴子編『脱アイデンティティ』。 相変わらずアフィリエイトしていない上に、別にお勧めでもないので、まあ買いたい人は買ってください、という程度。 しかし、このタイトルに打たれました。書店で見て、思わず買ってしまった。 中身…

年の初めに

正月早々こんな早く(8:00)に目覚めてしまいました。 今年の抱負。論文書きたいですね。早ければ6月末締切の『饕餮』に。無理なら11月締切の『高知大国文』に。ネタは「香港人アイデンティティ」。なんか昔の自分ののパクリですが、まあいいや。 昨…