聯歓会

 今日は旧暦のお正月。スカパーを買ったばかりなので、さっそく大喜びでCCTVの聯歓会を見てみました。

 
 ……相も変わらず。まあ、面白いですけどね、これはこれで。

 しかしこういう、民族意識(なのか国家意識なのかその辺はビミョーですが)丸出しのものって、見ている人(とくに中国人)たちはどういう思いで見ているんでしょうね。「よし、私たちも、祖国の繁栄のために、がんばるぞ!」と、ノリノリなんでしょうか。それとも白けた思いで見ているんでしょうか。まあ人それぞれでしょうが。

 で、こういう国と付き合っていくのって、こちらはどうすればいいんでしょうかね。「アイデンティティには、アイデンティティで!!」なのか、「アイデンティティには、脱アイデンティティで!!」なのか。

 どっちにしても、なかなか苦しい道のりです。たぶん。


 せっかくのお正月なので、デザインも変えてみました。


 ところで、東大の某先生のブログは、まるで「研究会のお知らせ」掲示板のようです。

 それを見て思いますが、東京というのは、まあよくもこれだけ、暇無しに研究会が行われているなあ、と。

 これだけ毎週毎週行事があったら、自分の勉強など出来ないんじゃないか……というのは田舎者の考えなんでしょう。


 南京問題。こことかを見ると、この問題の根の深さ、難しさがよく分かります。

 この問題が、もし日本だけで完結するのであれば、話はいささか簡単です。「まぼろし派」が「30万人は無根拠」を執拗に突くことも無意味になります。

 しかし、中国政府の公式見解である「30万人」が存在する限り、「まぼろし派」の「30万人否定大作戦」が一定の成果をあげてしまうこともまた事実でしょう。「中国人なんて、所詮嘘つきさ」と。

 なので、この問題が「とりあえず」でも解決するには、

1.中国政府が30万人の公式見解を取り下げる
2.日本の「まぼろし派」を根拠レスにするような、「(20万か30万かはともかく)虐殺の決定的な証拠」が見つかる

のどっちかしかないんでしょうか。しかしこれまた、どっちも、かなり見通しは暗そうです。