2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

最近のスパムメールの多さには、ほとほとうんざりしております。 ここにはっきり宣言しておきますが、僕は「女子高生の履き古しのパンツ」など買いませんし、「地方のレベルは低いけど確実にとかいうオバサン」に興味はありません。 ……とここで宣言してはた…

フラワー・オブ・ライフ

向かいの演習室で、カップルが仲良くお勉強しております。この頃って、人生で一番楽しい時かもなあ。オレもこの頃に戻りたいなあ。 ……あ、うそうそ。今も楽しいですよ。 ……誰に言い訳してるんだろう……

薄く伸ばして

うちの大学の第2外国語、一人の教師が同じクラスを週2コマ教えるという方式で、僕はこれを二人の教師が1コマずつ教えるシステムに変えたいのですが、なかなかうまくいきません。 外国語に限らず、授業(あるいはそれ以外も、かも)というのは、「質より量…

大難というか衝撃というか

いろんな方の後を追いかけ回しているような書評ですが。 中国という大難作者: 富坂聰出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/04/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る これが素晴らしい/凄まじいリポートであることは…

アリバイ

先週から、うちのガッコ、耐震工事でドカンドカン工事やっています。もう来週から新学期始まるのに……そういうのは夏休み中にやっておくもんじゃ…… そういう苦情もさることながら、どうも釈然としないのは、この手の工事にどうしても「アリバイ作り」感が漂う…

理由

今日は学校でシコシコと組合のお仕事。 このブログを読んでいただいている方はお分かりだと思いますが、僕はどっちかというと、組合的なものには批判的な方です。といっても、何か確固たる信念があって批判しているわけではなく、性格的なものですが。 にも…

無関心

ちらほらと話題に上っているこの本。 日中戦争下の日本 (講談社選書メチエ)作者: 井上寿一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 46回この商品を含むブログ (30件) を見る レビューでは「国民は軍部にイヤイヤ戦争…

密室政治はアレですが、かといって人気投票にしちゃうと小泉さんみたいなのが選ばれちゃうし。どうすりゃいいんでしょうねえ。

恐怖の1元ジョッキ

飛び飛びの旅行記でなんなんですが、青蔵鉄道を降りた西寧の街で。 火鍋屋に入って食って飲んでいると、トイレから帰ってきた同行者の一人が「この店、ジョッキビールをおいていて、しかも1元らしい」という情報を得てきました。ふと周りの席を見ると、他の…

読書の秋。

私大ではそろそろ後期の授業開始でしょうが、うちはあと2週間ほど。本来なら後期の授業準備をすべきなのでしょうが、どうもやる気が出ない。以前、「授業まであと1時間、みたいな時の時間の使い方が下手」だと書きましたが、「授業開始まであと2週間」み…

世の中は変わるか

いろんな研究を読んでいて思うのは。 「なになにはこうである(であった)」というものと、「なになにはこうなっていっている(なっていった)」というものの、二種類ある、ということ。 前者はまあ、(とくに後者から)エッセンシャリズムだとかなんとかい…

ハードかソフトか

どこの大学も例外なくそうだと思いますが、うちも今、改革が行われております。どういう授業をどのくらい開くか、あるいは学部・学科をどう変えるか、そんなんで連日連夜の会議です。 こういう作業に、まったく意味がないとは思いません。が…… 僕はどっちか…

青蔵鉄道の車窓から。崩れた建物跡、そそられます。

これで満足?

首相の辞任、な〜んか、気分悪いです。「少々出来の悪いボンボン」を寄ってたかってこづき回して泣かせて、泣いたとたん「ほらボンボンはすぐ泣きやがる」とまたいじめの材料にする、みたいで。 別にこの人の政策には何の共感もありませんでしたが、鬼の首を…

チベット雑記

こちらで書かれていたり、あるいはまさに十年ほど前にチベットを旅行した友人からも聞いていたのは、「乞食が多い」ということでしたが、今回行った限りでは、中国の他の町と比べてとりたてて多いとは思いませんでした。むしろ少ないくらい。「しつこさ」も…

対岸の火事

昔からなんとなく思っていることですが、「外国のこと(政治にしろ経済にしろ歴史にしろ文学にしろ)」を研究するって、「対岸の火事」的な感じがするよなあ、と。究極的には他人事。「アメリカの政治システムがどうちゃらこうちゃら」いうのって、「三丁目…

宗教学のしゅの字も知らない僕の居酒屋談義を。 チベットで賽銭のお釣りやら五体投地やらを見ていると、ここでの宗教というのは、契約なんだなあ、などと思います。 「これこれをやるから、これをしてくれ」「こんだけの犠牲を払うから、それに見合う見返り…

賽銭のお釣り

せっかくなのでチベットの写真を。ポタラ宮。の前に止まっていた「物乞い恥ずべし」カー。ちっちゃくてわかりづらいですが、「流浪乞討可恥」と書いてます。 そのポタラ宮で。お参りに来た人はみなお賽銭を上げております。といっても日本のように賽銭箱があ…

趣味は読書。

チベットで何を悟ったかはまたおいおい。 ここんとこ、恩田陸さんの小説を発作的に読み続けております。 僕は「文学研究者」の片隅にでも腰をかけているもののなかでは驚異的に小説を読まない人間なので、いい加減な読書記ですしこの程度ならもう誰か言って…