2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

頭の悪さが恨めしい…

オレって頭悪いなあ、と思う時、いろいろありますが、一番は、哲学書を読む時。例えば先日、ゆえあってこれを読もうとしました。 全体性と無限 (上) (岩波文庫)作者: レヴィナス,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/11/16メディア: 文庫購入: 4…

公務員いろいろ

留学生が到着したのでいろいろ手続きへ。市役所で待っているとき、ボンヤリ見ていると、職員のみなさん、本当に忙しそうに働いておられます。オレが子どものころはまだ「公務員は“遅れず休まず働かず”だ」みたいな言われ方をしていたものでしたが、パッと見…

残りあと5つ

11月に、おそらく佐賀県に行けることになりました。今現在、未到達の県は、あと5つ。佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎。九州の真ん中がゴソッと抜けています。 でも、今回の佐賀で、ようやくゴールが見えてきました。旅行好きな人や仕事で全国を回っているよ…

研究が進むと 2

前も同じタイトルで同じようなことを書いた記憶がありますが、まあふたたび。週末、ひょんなことから、米文の学会に参加してきました。自分の発表はまあうにゃうにゃ、という感じですが、他の方の発表を見ていて、思ったことが。 我らが中文と比べると、英米…

やれやれ…

アメスポファンの必須アイテム・「スポーツセンター」が9月一杯で放送終了してしまいます…10月からは、サッカー中心の番組構成に生まれ変わるんだそうで… アメスポファン受難の日々ですね。MLBはともかく、それ以外のアメスポ、とくにカレッジフットボ…

この人だけの

この時期、授業料免除申請の書類を持ってくる学生が多数。指導教員がコメント書かねばならないのです。あんまりいい気はしないのですが、「家庭状況」などを聞くことになります。まあ、親が病気で、とか、そういうの。なにか理由が要る。 ある学生、「う〜ん…

求む政治屋

我々の業界には、ふだん、あんまり研究には精を出さず、もっぱら学内政治にうつつを抜かす、いわゆる「政治屋」と呼ばれる人たちが、一定程度はいたものです。いたものです、というのは、そういう人たちが、どんどん減っている、ように思うからです。もちろ…

不思議な感覚

昔の文献とか映画(オレの専門分野なのでまあ20世紀以降ぐらいのもの)とか見ているとふと思うのですが。今の視点で見ると「遅れてるなあ」と感じるのは言うまでもないのですが、当時生きていた人たちからすると、自分たちが「遅れた人間だ」などという意…

サボり癖

昔は、一夜漬けの効かない人間でした。わりと前からコツコツ準備しないとダメなタイプ。前の日になると、「どうせ今さらやっても」と、むしろやる気が起きなかったのです。しかし最近、逆に切羽詰まらないとできないタイプになってきまして。今週の土曜にち…

欲望のままに

今、ゆえあって、アメリカ文学の研究書・研究論文をパラパラと見ているのですが。う〜む、なんたる美辞麗句の嵐じゃ。べつに貶しているわけじゃないんですが、なんかこう、すべてが綺麗事に思えちゃうんですよね。あんた、こんな机上の空論、本気で考えてん…

一匹狼の効用

たぶん、一匹狼だと思います。とはいえ、べつに根っから「一匹狼でありたい」と思っているわけじゃなく、みんなと群れたい気持ちもあるのですが、ただ結果的に、「一匹狼でよかった」と思うことがよくあります。それは、意見をパッケージされずにすむこと。 …

身内の恥を

さっきDVDで『落葉帰根』という映画を見ました。説明はこちらが詳しいです。 いや面白かった。 しかしこの手の中国大衆映画を見るたびに思うのですが、こういう「中国社会をありのままに映す」系の映画、下手すると、「自分たちの恥ずかしい部分を、全世…

一見ムダでも

大邱世界陸上:中・日と韓国の成績に差があるワケ(上) 大邱世界陸上:中・日と韓国の成績に差があるワケ(下) 大邱世界陸上:韓国が国際大会で活躍できないワケこのへんを読んで。 韓国のことはよく知りませんが、中国を見ていると、日本の学校が、とくに…

自動翻訳の怪

とある中国映画を検索していたら、DVD通販のサイトへ。みると、映画のあらすじが、原文中国語からの自動翻訳になっているんですね。 《真夜中歌声》それによって反は封建的で、自由で主題の1部映画フィルムとすることを争う。主人公の宋丹ウキクサは个旧…

世界の愛国者

この夏はなぜか中韓の憤青・ネチズンの暴れっぷり(に関する記事)をいろいろ見ていました。とはいえ、韓国語ができないので、ネチズンに関しては日本で翻訳され紹介されたものばかりでしたが。こういう人たち、行動様式は一緒ですね。自称愛国者が、いちば…

歴史の重み

今、ゆえあってエドガー・アラン・ポーのことをいろいろ調べているのですが。それにしても、当然ながら、アメリカ文学というのは、なんとも歴史の浅いもんですね。 たかだか19世紀のものをさも古典・経典みたいに扱っているのを見ると、中国屋としては、「…

通過中

普段、話題に上ることの滅多にない我が県ですが、こういう状況では真っ先に注目を浴びますね。今現在、このへんを通過中らしいのですが、雨も風も、全然。というかこの台風、そんなに強力か? なんか口ほどにもない感じなんですが。

あれ…

あれれ、いつの間にか、↑に勝手に広告が表示されるようになってる…これ、どうやって消せばいいんだろう…

アリの眼

3日間研究会の合宿に出てきました。これ、本当の話、しかもお恥ずかしい話ですが、最近、中国文学(作品・研究ともに)の本を読むこと、もうほとんどないんですよ。デカい話のものばっか。原因はいろいろあるんでしょうが、けっこう大きいのは職場の環境。…