一匹狼の効用
たぶん、一匹狼だと思います。
とはいえ、べつに根っから「一匹狼でありたい」と思っているわけじゃなく、みんなと群れたい気持ちもあるのですが、ただ結果的に、「一匹狼でよかった」と思うことがよくあります。
それは、意見をパッケージされずにすむこと。
つまりですねえ、何らかのグループに属していると、グループ内の主流の意見について、「えっ、それって、どうなんだろう…」と思っても、なかなか言い出せないんですよ。
いや、言い出せばいいんでしょうが、それができないタイプです。
「それはどうだろう?」「これはこうなんじゃないか」とみんなを説得するよりは、「みんなはみんな、オレはオレ」ですませたいほうです。
なので、最初から一匹狼でいる方が、気が楽。
こういう態度って、どうやら端から見てると、「風見鶏」に見えるらしいですね。態度をコロコロ変えると見られがち。
いやいや、オレはオレの考えで、ある時にはAグループについたり、ある時にはBグループに賛同している、それだけなんです。
右左もそうですよね。べつに中立を自称するつもりはないんですが(あ、プロフィールで自称してた。まあいいや)、ある点では右に賛同し、ある点では左に賛同する。でも、こういう態度、なかなか評価されません。
まあ評価されなくてもいいです。そのために自分の意見を曲げるなんて真っ平。