2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

冬の敗戦

暑い暑い。 暑くなると、終戦・敗戦記念日のことが想起されます(ああ、強引)。 ふと思うのですが、もしこの記念日が真冬だったら、何がどう変わっていたでしょう。 いや、だんだんこの日が近づいてくると、右も左も頭に血が上ってくるのは、みんな暑さにイ…

しかし、書かねばならぬ書類がたまってきたのですが、書こうとすると研究室に来客が。で、10〜20分ほどしゃべって、客が帰って、さて書こうとするともう何をどう書こうとしていたのか忘れている。やっぱこういう仕事は休みの日かな……

隔世の感

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070628/1183000028 また、著者は大学闘争の背景のひとつとして、過剰な学生数を挙げる。引用されている「東洋大全共闘を指導した学生のひとり」である竹林正純先輩の言葉; 俺たちが立ち上がったのは、大学当局が学生を人…

夢想

研究者の素質に関連して。たまに夢想するのですが、「もし、一生働かなくても食っていけるほどのカネが(宝くじやら「未知の親戚から膨大な遺産」やらで)入ったら、このままの形で研究を続けていくだろうか」と。たぶん、多くの研究者の方々は「もちろん!…

占い好き

昔から、占い好きです。いろんな占いを試してきました。ただ、今までの占いには、どこか違和感を抱いてきたのも事実です。というのも、僕は乙女座A型でして、これの性格を一言でいうと「几帳面・潔癖性」ということになるかと思いますが、どっちも自分とは…

山の中へ

週末は毎年恒例、方言学の先生のゼミ調査旅行に同行して、徳島県の祖谷(いや)に行ってきました。どうですこの山深さ。さすが、平家の落人が流れ着いたところです。ただ今では道路も通り、立派なホテルや観光施設も建って、「秘境」のイメージはやや崩れつ…

同道の士

おお、同道の士よ(勝手にこちらが思い込んでいるだけですが)。http://blog.goo.ne.jp/kaohigashi/e/2a1c652ecad1a88780638000f7c4cc57 特に私は、一回読み切り形式が好きで、同じ人や資料の話を二回にわたってすることはない。必ず一回ごとで独立させる。…

読まねば

また読まねばならぬ本が。 東アジア国際政治史作者: 川島真,服部龍二出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2007/06/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (8件) を見る それにしても、2,600円って安く…

秘密

ようやく見終わりました。夏の香り DVD-BOX 1出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2004/11/26メディア: DVD購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (22件) を見るう〜ん、なんか、劣化版「冬ソナ」みたいですね。「惚れた腫れた」であれ…

今日は相変わらずの「中国人の訪問団への応対」で一日潰れました。江蘇省の大学の方々。 で、一人の先生、日本は初めてらしいのですが、「日本の大学教員の待遇」がえらく気になるようで、延々質問攻めに遭いました。その中で。 「日本の大学教員には、研究…

オタクと研究と

僕は授業で、学生に、「何かあったら、あるいは何もなくても、いつでも研究室においで」と言っております。不思議なもので、ヒマで仕方がなかった1年目、2年目は、いくらそう言っても、学生はほとんど来ませんでした。で、それなりに忙しくなった去年ぐら…

先日、研究会的な集まりの中で、私大勤務の方が、「出勤日はもともと週3日だったけど、育児中のため、2日にしてもらった」とおっしゃっていました。今の大学(いわゆる遅刻)しか知らないおいらは、軽く仰天。いや、なんとなくは知ってはいたのですが、改…

オーバーワーク

「忙しい忙しい」という人、キライです。ではあるのですが…… ここんとこ、ちょっとさすがにオーバーワーク気味。一つ一つはたいした仕事ではないのですが、それが後から後から、次から次へと降ってくる感じ。 もともと仕事ができる方では全然なく、(実務的…

キモい……

こんなこというのはキモい以外の何物でもない、ということは重々理解しているのですが…… やっぱ、カーチャンって、無条件でオレを愛してくれているんだなあ、と、むしろたま〜に会うからか、思います。 ふだん、オレらって、おそらく、ありとあらゆる局面で…

カーチャンと一緒

野暮用で実家に帰っておりました。実家はカーチャンが一人暮らし。で、夜、カーチャンと二人、テレビを見ておりました。映画「めぐり逢い」。 ……この映画、名作ではあるのですが、いわゆる「不倫モノ」なんですよね。 ……なんとなくいたたまれずに、途中(二…

ふたたび

明日からしばらく用事で留守にします。学術的なものならいいんですがねえ……いやまったく絡まないわけでもないけど……

カテゴライズ

猟奇的な少年犯罪が数件起こったからって、「最近の少年は病んでいる」とかいったり、中国人の犯罪が何件か起こったからって「そうらいわんこっちゃない」とかいったり。そういうのはダメなんだ、というのは、もう相当広まっている、とは思うのですが。それ…

上半期

上半期の「この1冊」はこれ。党と農民―中国農民革命の再検討作者: 高橋伸夫出版社/メーカー: 研文出版発売日: 2007/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る中身の紹介はこちらにお任せするとして、この本、現代中国研究者は必…

休講多し

いろいろ聞いていると、例の麻疹で大学休講、けっこう多いようで。しかも、「補講は行わない」と決定したところもあるそうです。なんともうらやま……あ、いやいや。 しかし麻疹はなくても、今期、これまで、けっこう休講にしちゃっているんですよね。そしてこ…

まずは形から

いちおう組合には入っているのですが、入りっぱなし。活動はもちろん、選挙なんかも、ほとんどしたことありませんでした。 ところが、今度、「なり手がいないので、ぜひ」ということで、なんとか委員長を引き受けることになってしまいました。 うっひゃっひ…

どうせ見るなら

サッカー日本代表、今、なんか大会やってるんっすかね。新聞を読むと。 日本における、日本代表への興味は、先のWC以来、パッタリ落ち込んでしまった、とよく言われます。僕自身そう。あれでプッツリきたですよ。怒りというよりは、虚しい感じ。オレ、なん…

「お金で買えない価値」の金銭的価値

ここんとこ、(中国)経済に関する本をあれこれ読んでおります。今話題の現代中国の産業―勃興する中国企業の強さと脆さ (中公新書)作者: 丸川知雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ …

補足というか

書いてることが自分でもなんだかよく分かりませんでしたが、つまり、王柯さんの主張をそのまま日本に当てはめたらどうなるか、ということです。 日本は古代からずっと多民族国家だった。もちろん今もである。そしてほとんどの場合、仲良く共存している。日本…

すべてを飲み込め

今、「恋愛の中国文学史」みたいなテーマで授業をしているので、この本を参考にしてます。 恋の中国文明史 (ちくまライブラリー)作者: 張競出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1993/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を…

ダレの季節

この時期、学生がダレ気味だ、と感じる教員は多いのではないですか?僕もそうです。 よく、教師モノドラマで、最初の1発目の授業で、なんか面白いことかまして、生徒の心を掴む、みたいなシーンが出てきます。あれ、教師になりたてのころは、けっこう憧れま…