2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

臭いものには……

学生にも教えているブログでこういうこと書くのはちょっとアレかもしれませんが…… 学生の学力低下がいわれて久しいものがあります。が、それとはべつに、うちの大学に入学してくる生徒の偏差値も、じょじょに下がって入るんだそうです。モノが偏差値ですから…

暑さと疲れのせいか

実生活でも、ブログでも、どうもイライラ・プリプリしてしまいます。相手も特定せずによくわからん喧嘩売ったり。 ちょっと落ち着こう。 ま、でもいっておきたいのは、・僕は、「愛国心」や「ナショナリズム」は嫌いです。 ・だから、日本や中国や韓国の「愛…

適材適所

最近、大学教員のお仕事にも、いろんなのが増えてきました。高校まわりは、まあこれはわかります。将来の学生さんですからね。でも、企業まわりはどうでしょう。うちでは、「教員が、積極的に、各企業をまわるように」というお達しが来ています。なんでも、…

われながら……

←たぶんこのへんにあるカレンダーを見てみると…… いやはや、われながら、自分のヒマさ加減に笑いが止まりません。今月もよくもまあ書きも書いたり。 もちろん、僕の何十倍も忙しいだろうに、毎日のように、しかも僕より何百倍も充実した内容を書いている方も…

ドイツにおける愛国心論争

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/23/20060623000029.htmlこういう記事を、韓国の記者が書くことがなかなか興味深いものがあります。しかし最後の一文は……。「時には疑問の余地がないことに対しても疑問を呈する必要がある」って、や…

中国における右/左

人によっては「今さらそんな当たり前のことを……」というネタでしょうが、まあ個人的な確認ということで。 作文コンテストで、「○○について」というお題が出ると、応募してくる作文のほとんどが「広辞苑で○○を引くと……」という書き出しである、というのをなん…

これって……

【パリ26日共同】経済協力開発機構(OECD)は26日、日本経済の問題などを討議する対日審査会合をパリで開催、日本社会で拡大している所得などの格差に強い懸念を示した。 OECDは7月20日に対日審査報告書を公表する予定で、全6章のうち1つを…

あの当時にしては……

昔のこと(特に文学とか)を研究していると「当時にしては進んでいた・画期的だった」という結論になりがちで、これもまた結論としては無難な反面、やや虚しさを覚えることもあります。 今、「中国言語表象論」なる授業(まったく、誰がこんな題目名考えたの…

がっくし

今日はラジオの収録。しかし……自分が、これほどまでに棒読みだとは…… 他の先生のやつを聞いて、「みんな棒読みだぜ、まったく素人はこれだから……」とか思っていた僕が一番素人でした。録音された自分の声を聞くと、いや情けない。「マイクに向かって、自然に…

素人

しかし中国では、今頃になって「素人出演番組」が大人気になってきていますね。超女はいうまでもなく、というか日本では残念ながら超女は見れませんが、今見ている東方電視台では、「加油好男児」とかいう超女の男版みたいなのをやっています。ついでに、朝…

好きなものしか

例えば、「好きなテレビ番組を見てよい」状況にある時、わざわざ嫌いな番組・興味のない番組・見ていてムカついてくる番組を見る人はいないでしょう。まあ、「ネタとしてみる」という可能性はあるとしても。 また、「たまには本でも買うか」という場合、これ…

成り上がり

韓国ドラマを見ていると、「成り上がり者」ストーリーが多いのが目に付きます*1。韓国ではまだそういうチャンスが信じられているんでしょうか。 最近日本のドラマをそれほど見ていないので間違っているかもですが、日本では、こういうストーリーはトンと見か…

後出しじゃんけん

文学にしろ、歴史にしろ、「昔のこと(人)」を扱う研究って、「後出しじゃんけん」なんだよなあ、となんだかこのごろ思います。 「昔のこと(人)」を評価する時、「そういう時代だったから、しょうがない」と「時代はどうあれ、良いものは良い、悪いものは…

トップダウンって

やっぱよくないですよね。トップがいくらアホでも、辞めさせることができませんし。 でも世間では、トップダウンばやり。うちの大学も、アホなトッ……あ、いやいや。

天候もあって

疲れがピークです。ただでさえ、この時期、学校関係者は一番疲れが出る時でしょう。ホッとするのは、ブログを書いている時だけ……いや、ブログを書くから、余計疲れが溜まるのか……

流動性と広告

昨日、香川県の善通寺にある高校で開かれた、大学説明会に行ってきました。これは、高校にいろんな大学・短大・専門学校が集まり、体育館や教室にブースを作って、生徒が希望する学校のところに行って説明を聞く、というもので、最近よくやられるようになり…

学位2

昨日の続き。という具合に、中国では学位(これは「博士」に限らず、「修士」「学士」でも。また、人文系であっても。)が、一般社会において、いまだそれなりに有効である、ということはいえます。これはアメリカでも同様のようです。しかし日本では、周知…

学位

いつもお世話になっているチナヲチ。あまりの嫌中に食傷気味になることもありますが(というか、「中国の新聞を悪意100%で読めばこういう解釈もできるのか」と、ある意味勉強になります)、新聞資料のみでここまで分析ができる(その分析がはたして正し…

複雑な感想。

「日本人の血」が流れていないサントスが、誰よりも大きな声で「君が代」を歌い(という風に見えました)、しかし動きは大変緩慢であったのが、愛国心の難しさを物語っているように思えました。なんちて。

仰天

「フルハウス」に出ているソン・ヘギョさん。なんと「秋の童話」のヒロインだったんですね。いやーまったく結びつきませんでした。「童話」の頃はなんとも地味な印象で、そのころやってたHPの「映画批評」に、「ヒロインが地味で、こんな女性を、ウォンビ…

給料分働く

実生活でも、あるいはブログを見ていても、「給料分しか働かない」「そんなにしゃかりきになって働くほど、給料もらっていないし」みたいな言い分を、よく聞きます。先日も、ある先生と短期語学留学について話していて、「今度、これ、先方の大学ときちんと…

無からは何も産まれない

最近、大学では、学生に自由に課題探索・プレゼンさせるというゼミ形式が流行ってきていると思います。 これには、大講座制や、大学の授業の「実学」指向みたいなのも影響しているんでしょう。前者は、つまり、「中国文学」にまったく興味がない学生たち(こ…

壊滅

先日、中国語の中間テストをしたのですが…… なんというか、壊滅状態。 今年使っているテキストはかなり難しめなので、範囲はたった4課分、しかも、ほとんどテキストの文章そのままでの出題です。ヒアリングも、出す問題はちゃんと事前に言ってある。むしろ…

結果だけで価値が決められる世界って

キツいよなあ、と思います。しかも結果には、勝ち/負けの二つしかない。二分の一。「負け」てしまったら、それまでの努力も、過程も、すべてムダ査定・ゼロ査定されてしまう。そういう世界には、ちょっとついていけません。

空白の1ヶ月半

うちの大学、5月頭からサーバーやらシステムをいじって、まったく新しいシステムになりました。といっても、パソコン音痴の僕には、なにがなにやらさっぱり。とりあえず言われるがままに設定変更をしておきました。で、何事もなく1ヶ月半終了……のはずが…… …

ラジオ顛末

今日、こないだのことで、再びラジオ局の方が訪問。 予想通り、軽〜い感じで、「どうもお手数かけちゃってすみませ〜ん。やっぱり、地雷はなるべく踏まない方がいい、と思いましてね」と流されちゃいました。そうですか地雷ですか。 やっぱり、政治的なこと…

「ニートって言うな!」?

最近何か書けば叩かれるようになってしまった本田ブログ。そのせいか(もちろん、ご本人がお忙しいということもあるのでしょうが)、ブログの更新頻度もめっきり落ちてきました。 で、「ニートって言うな!」派には、大きく分けて3つの主張があると思います…

ちょっとした違和感

僕も中国研究者の端くれ、村田雄二郎ブログは読んでおります。とはいえこのブログは、記事のほとんどが研究会のお知らせなので、田舎に住む僕は「いいなあ東京はこんなにイベントがあって」と羨望したり、「こんなに研究会が多くて、いつ自分の勉強ができる…

想定問答

福島みずほ氏の例のコピペ問答を見ていると、こんなやりとりが思い浮かびます。 A「sean氏は痴漢した、私は見たことがある」 sean「いや、していません」 B「うん、sean氏だったらやりかねない。いつも、女性をいやらしい目で見ているし」 sean「だから、…

わーるどかっぷと愛国心と

表題のテーマについて、「反愛国心」側の方にはやはりいろいろ葛藤があるようで、ブログを見ていると、「試合は見るけど、国歌斉唱が終わった頃から見始める」とか「その場面だけ音を消す」とか、それぞれ涙ぐましい努力をされているようですが、正直「なん…