成り上がり

韓国ドラマを見ていると、「成り上がり者」ストーリーが多いのが目に付きます*1。韓国ではまだそういうチャンスが信じられているんでしょうか。


最近日本のドラマをそれほど見ていないので間違っているかもですが、日本では、こういうストーリーはトンと見かけなくなったような。全体的に諦観しているというか、良くも悪くも、「今のままでいいし、どうせ今以上にはなれねーよ」という時代の空気を反映しているのか。


そこで、「電車男」的、あるいは「ブスの瞳」的な、「オタクやブスである自分を、今のままの状態で受け入れてくれる人が現れる」みたいなストーリーが多くなるんでしょう。


……なんかあまりにベターでつまんないですね。もうちょっと面白いこと考えよう。

                                                                                                                            • -

*1:興味深いのは、男が「裸一貫」から始めるそのスタートが、兵役からの除隊であることが多いこと。やっぱり兵役って、いろんな意味で「損失」と考えられているんじゃないでしょうか。で、それを「兵役ですべてがゼロに戻ってしまう」というストーリーに込めているような。