2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

放心

長年の懸案が昨日ようやく終わって、やや放心状態。ま、仕事っちゅうのは、最初「そんなの無理だよ〜」とか思っても、いざやってみると、なんてことなかったりするものですよね、往々にして。 それが成長というものなのかもしれません。ちょっとは成長できた…

任務を全う

全国で売られているペンで、最後まで任務を全うする(=インクがなくなるまで使われ続ける)割合、どのくらいでしょうね。1割ぐらい?いや、オレ、とくに最近、激しくペンが無くなるもので……この1週間で3本目ですよ……買っても買っても追いつかん…… 無くし…

手加減無し

昨日は高齢者教室。終わった後に係の職員の方にいわれたのですが、「いや〜本格的な講義でしたねえ」。聞くと、他の講師の方は、対象が「高齢者」ということもあって、のんびりしたものが多いんだそうで。 いっぽうオレは、学生向けの講義とほぼ同じ内容。と…

最終的な落ち着き先

昨日はこの本を。 中国社会の人類学―親族・家族からの展望 (SEKAISHISO SEMINAR)作者: 瀬川昌久出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2004/04メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る いいですねえこういうの。もし、違う専門を今か…

ポンチ絵

授業や教材の資料を作っていると、ポンチ絵を書く能力、ほしいなあと思いますね。つまりは概念図。○や□や→を駆使して、「これってつまり、俯瞰的に見るとどうなってるの??」ということを提示する。これって、自分の思考を整理する訓練になります。自分の脳…

「家」の両義性

「この人と飲むと必ず悪酔いする」ということ、ありません?昨日まさにそれでやられました……今日一日棒に振ってしまった…… ムカムカ気分を堪えつつ、今度の金曜の市民講座の準備。今回のお題は、「中国の家出文学」です。巴金の「家」を使って。 しかしいろ…

見所アリ

今日も家でお仕事。外では相変わらずガキどもが野球してます。するとボールが、うちのベランダに飛び込んできました。どうするかなあ、もし勝手に入ってきたりしたら怒鳴りつけてやろうかなあ、とか考えていると、ガキどもは、一人を残し、みんな逃げていっ…

出涸らし

最近、いろんな場で「発表」する機会(但し学会発表ではないんですねこれが)が増えてきました。それはいいんですが、それにインプットが全然追いついていない。我ながら浅〜い認識で、アウトプットせざるを得ない。「もう半年ぐらいしっかりやれば、それな…

研究の鑑

オレ自身が「(人文系の)いい研究」だと思う条件は2つあって、 1.言っていることが正しい 2.面白い 1は言わずもがな、かと思いきや、そうでもないんですね。前提からして「そら違うやろ」というのって、けっこうあります。 で、2ですが、固〜い研究…

メタ好き

教員免許講習のお題「外国文学を学ぶ意味」の準備をしていて思うのですが。やっぱオレ、メタ好きなんですよね。「外国文学の研究」以上に、高見に立って「それをやる意味はなんなの?」「それをやることでオレには・社会には何のメリットがあるの?」てなこ…

37歳の精神史

昨日、文学史の講義で魯迅の「狂人日記」をやったのですが、その時気付いたことに、彼がこの処女作を書いたのは37歳、今のオレと同い年なんですよね。そうなると、俄然親近感が湧いてきました。よう、ご同輩。人生もいろいろあるって分かってきて、先もち…

倍率…

今日の話はあくまでフィクションということで。 うちみたいな地方国立って、倍率がだいたい1年ごとにアップダウンを繰り返すんですよ。 去年は倍率が高かったから止めようとか、低かったから受けようとか、そういう心理が働くわけです。 しかし、面白いのは…

自己評価

教員のみなさん、「今日はいい授業ができた」というの、だいたいどれぐらいの割合ですかね。オレはそうですねえ、「良くできました」2割、「まあまあ普通」2割、「う〜んいまいち」4割、「ダメだこりゃ」2割、ってとこかな。つまり、10回やると6回は…

ポケットの中の好奇心

個人的に好きなのは、好奇心旺盛な人です。自分の全く知らないこと・人に対して、興味津々で向かっていくような人。オレも、そういう人間でありたいと思っています。 で、ここからは誰にともなく発する愚痴ですが、今いる業界、つまり研究者って、まさに好奇…

畑違い

オレ、本当は、語学の専門家でも、語学教育の専門家でも、ありません。専門は文学です。でも、語学も教えています。まあ、語学だと、こういう例は珍しくはありません。なぜか歴史でも哲学でもなく、文学の人ですよね、語学を教えるのって、どの言語でも。 さ…

名字の不思議

この時期はNBAとNHLのプレーオフ真っ盛り。MLBも目が離せないし、アメスポファンにはなかなか楽しい時期です。NBAでは、ReBron James率いるCavsがあっさり負けちゃいました。来シーズンは移籍しちゃうのかな。さて、先日スポセン(スポーツセン…

評価の泥沼

年度末に出す「自己評価」の書類、放っておいたら催促のメールが。はいはい、出しますよ。個人的には、自分の活動を誰かに評価されるのは、アリだと思います。だって、オレら教員って、普段(学生を)「評価」しまくっているわけじゃないですか。「「他人を…

コミュニケーション能力

昨日はこの本を。 労働――働くことの自由と制度 (自由への問い 第6巻)作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/04/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (10件) を見る しかし、やっぱりというか、…

メビウスの輪

自宅のちっちゃな書斎がもうしっちゃかめっちゃかで、きちんと整理したいと思っているのですが。まず、床に散乱している本を片づけないと。それには、新たな本棚が必要。しかし、新たな本棚を置くには、机の位置を移動しなければならない。机を移動させるに…

ワイン全盛

今日は粗大・資源ゴミの日。 うちの社宅では、当番が見張りをすることになっています。今日はオレの当番。朝っぱらから面倒ですが、1年に1度(ぐらい)の行事、仕方ありません。見張り中は暇なので、ぼんやりとみんなが捨てていった空き瓶を眺めていると………

将来の姿

オレは社宅に住んでいるのですが。オレの書斎(といってもショボいものですが)の目の前で、最近ガキどもがワイワイ野球をしてます。まったく、うるせーっちゅうの。 しかし面白いのは、一番のリーダー、小学校5,6年かな、他のガキどもより3〜4歳は上。…

類は友を呼ぶ

どの作家を研究していますか?と聞かれたら、まあある作家の名を答えるのですが。でも、正直自分でも、この作家になぜ引っかかるのか、よくわからなかったんですよ。作品も別に面白くないし、生き方にも全然共鳴できないし。 でもなぜか、不思議と引っかかる…

負け戦

本年度でめでたく終わりを告げる教員免許講習、担当になっているです。なんか、負け戦を戦っている気分……受ける方もうんざりだろうけど、やる方も、なんですよ……せめてもの願いは、受講者がゼロになることでしたが、締切までに5名が申し込み。最後の望みも…

堪忍袋

そもそも「地域活性化」とかには興味がないのですが、買い物では、なんとなく地元の店で地元のものを買っています。クリーニングも、チェーン店じゃなく、個人でやっているところに行っていました。しかし…… そのクリーニング屋、家族経営なんですが、おばあ…

どこかで見たような

しかし最近論文を書いていると、「どこかで見たような・聞いたような話だなあ」と既視感を覚えることばかりです。これは2つの意味で当たり前のことではあるんです。1つには、オレに考えつくようなことなんて、どうせどこかの誰かがすでに言っているんだろ…

裏読み

今珍しく論文を書いているのですが、最近やってきたこととはちょっと系統が違うので、普段の倍疲れます。元々オレは資料の数で勝負する方で、「AはBである」と書いてある資料、それは新聞でも小説でも日記でも何でもいいのですが、それをできるだけ集めて…