手加減無し

昨日は高齢者教室。

終わった後に係の職員の方にいわれたのですが、「いや〜本格的な講義でしたねえ」。

聞くと、他の講師の方は、対象が「高齢者」ということもあって、のんびりしたものが多いんだそうで。
いっぽうオレは、学生向けの講義とほぼ同じ内容。とくに「高齢者向け」みたいなのは考えていません。

いやオレほんとに手加減とかできないんですよ。周りの先生には、ふだんの授業でも「1年生向けと2年生向けでは難易度を変えている」とか聞くんですが、とてもそんな器用なこと出来ません。テーマは変えますが、「難易度」など設定してません。

さらにいうと、研究発表と授業も、そんなに違わないかも。いやもちろん発表テーマをそのまま、というわけではないのですが、そしてテーマは授業をやや一般向け(と思うもの)にしていますが、とくに薄めているわけではない。というか実は薄めるってあんまりよくわかんないんですよね。しゃべり方をゆっくりにするとか、そんなの? まさかね。


昨日、もしかしたらぽかーんと聞いていたお年寄りもいたかもしれませんが、もうそれはそれ。いや、高齢者に対しても、学生に対しても、「薄める」って失礼な気がして。