2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

老後

この数ヶ月、忙しいことを理由に、ロクに本を読んでおりません。でも買うスピードはそんなに落ちなかった。むしろ、ヘタすると上がったくらい。「読めない分、せめて買うぐらいは……」という心理からでしょうか。で、どうなったかというと…… 未読本が山積み。…

不愉快

欲ばり過ぎるニッポンの教育 (講談社現代新書)作者: 苅谷剛彦,増田ユリヤ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/17メディア: 新書購入: 9人 クリック: 259回この商品を含むブログ (87件) を見る けっこう好意的に評価されているこの本ですが、僕はどうも、…

シラバス

そろそろシラバスの季節です。でも、うちは他のガッコに比べて遅いような。 シラバス書くのって、けっこう好きなんですよね。「この教材にしようかな、それともこっちにしようかな」と思い悩むのは、なかなか楽しい。「このテキスト使ったら何回から何回まで…

つながるか

自らを機械と定義してしまう場合、責任がちゃらになってしまう(例えば、〈アイヒマン問題〉)。逆に言えば、「機械」に自己責任は問えない。どんな結末になっても、「機械」自体は悪くない。悪いのは、設計者であり、製造者であり、誤った操作であり、停電…

被害妄想ふたたび

「LOST」の続き、ようやく借りてみましたが、昨日の話の続きっぽいですが、まあしかしアメリカ人の被害妄想も凄まじいものです。 いちおう「見えない敵」は「アザーズ」と呼ばれているものではあるのですが、このドラマにおいて本当の敵は「アザーズ」で…

今更ながら

昨日は「「LOST」の続きを借りにツタヤに行こう」と思ったのですがそれすら面倒になり、結局スカパーのFOXチャンネルでやってる「24 2ndシーズン」の第1話をぼんやりと見ておりました。しかしこれまたひどい内容ですな。 どうも製作者の脳内には…

書も捨てず、町へも(ツタヤ以外には)出ず

今日は久々に朝一番のバスに乗って大阪での研究会に出よう……と思っていたのですが、朝になってあっさり挫折。起きたは起きたんですが、布団の中でもぞもぞしているうちに「まあいいや」ともう一度眠り込むことを選択してしまいました。このパターンはこれま…

頭のいい人たち

大学の教員というのは、まあ「頭のいい人たち」で占められています。「頭のいい人たち」というのとはちょっと違うかな、「物事を批判的に見る人たち」といった方がいいかも。特に人文系は。まあ、「体育会系」とは対極にある人たちです。で、そういう人たち…

ぼくとわたしのあいだ

今のところ、僕は、一人称を「ぼく」といっております。 でもこのままオッサンになったら(もうオッサンですかそうですか)、「ぼく」というのもちょっとなあ、と。 いや、気にしなければしないでいいんでしょうが、こういうどうでもいいことをクヨクヨする…

ペコペコ

物理的に忙しかったのはですね、相変わらず中国からお客さんが来ていたからです。というか今もまだいます。 中国の、特に「日本は初めて」というお客さんをいろいろ案内したり食事に連れて行ったりして、「向こうが驚く最初のツボ」は、「日本は、客が店員に…

どう評せばいいのか

元ネタは台湾『自由時報』だそうですが、今は(なぜか)『大紀元』から。 「対日本求償二戦責任 各国明年求援聯合国」 http://www.epochtimes.com/b5/7/1/22/n1597963.htm 面白いことに、日本版『大紀元』ではこのニュースはスルーされていましたがそれはさ…

女性差別

今日の朝の中国ニュース(「看東方」がなくなったので解約したいが月末まではいつ解約しても一緒なので仕方なしに見ている)で、人口抑制策についてのお触れが報道されており、いくつかの省では「第一子が女の子の場合のみ第二子を産んでもよい」という通達…

訪問者限定

やれやれ、物理的に忙しくて、なかなかキーボードに向かえません。 昔から、「一日何人限定」のレストランとか、そういうのが大嫌いでした。何を偉そうに、と。 しかし、この物理的に忙しい時に、時節柄、学生が大量に訪ねてくるようになって、ふとそのこと…

悪影響

とある国語の問題で、「饒舌」という熟語の読みを出したら、半分ぐらいが「どくぜつ」と書いてました。 ○木数子とか和田○キ子とかの影響がここにも……?

枯渇

最近、いろいろ文章を書く機会が多いです。書類とか、計画書とか、エッセイとか、なんとか。 学生のころは、基本的には、文章を書くのが大好きでした。学振の書類から、ちょっとした小冊子に書く雑文から。そもそも当時はそういうのを書く機会がそんなになく…

今年も残すところ

今年度の授業もあと少し。 いつもこの時期になると思うのですが、この1年、授業でオレがやってきたこと、学生さんたちの「役」に、どのくらい立ったんだろう、と。 思い起こすと、僕自身が小中高大と何千時間と受けてきた授業で、「これは役に立った、今も…

トップダウンの効用、もしくは「トップがアホやから」

http://blog.tatsuru.com/2007/01/13_0958.phpそりゃトップにとっては、トップダウンはいいシステムでしょうよ。 しかし問題は、トップが無能である場合で、しかも無能なトップほど、トップダウン型に変革したがる、ように思っております。下手に話し合って…

年末年始に読んだ本

の中で、一番は、こちら。学歴社会のローカル・トラック―地方からの大学進学 (SEKAISHISO SEMINAR)作者: 吉川徹出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2001/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (10件) を見るいやすばらしい。「…

スポーツつながりで

http://d.hatena.ne.jp/kechack/20070109成人式もそうですが、お正月に一番思ったのは、大学駅伝。あれ、日テレは間違いなく、去年の順天堂のランナーみたいに「途中でなにかハプニングが起こる」のを期待していたでしょう。残念ながら、今年はほとんどなん…

アメフト三昧

NFLもいよいよ佳境。今週末はDivisional Playoffの4試合です。 日本時間で今日放送された試合はどちらも接戦、2min warningまで試合の結果が分かりませんでした。最後はやっぱり、ミスが勝敗を分けたわけですか。とくにPhiladelphia@New Orleansはねえ。…

卒論

大学教員のブログを見ていると、今が卒論真っ盛りですね。うちは水曜提出でした。 社会的問題を扱うものならともかく、中国文学なんて、ほとんどの学生にとっては、卒論で書いたら、もう一生触れることのないテーマだったりします。 それでもいいんです。な…

お尋ね

中国で、東方衛視を見られる人にお尋ね。 うちはスカパーで東方衛視を見ているのですが、1月から突然、朝のワイドショー「看東方」がなくなりました。スカパーの番組表には書いてあるのに。今その時間に流れているのは、どーでもいい「英語一言番組」です。…

ただいまお仕事中

ちょっと前に、「忙しいは禁句にする」などと書いた気がしますが、もうそんなのはどうでもよくなりました。忙しいです。その上、去年1年振り回されて、やっと任期が終わる、と喜んでいたら、その仕事をもう1年やることになってしまいました。僕が有能なわ…

なんとなくアノミー

世の中がどんどんアノミー化している、そんな雰囲気があります。 本当にアノミー化しているのか、はけっこう疑わしいとは思いますが、ただ(こういう社会学的なものは完全に素人ながら)アノミーというのは、本当にアノミー化しているかどうかはそんなに問題…

センスの悪さ

実家に帰ったついでに、それまでPHSしか持っていなかった母親に携帯を買い与え、さらについでに僕の携帯もSBからAUに変えました。SBのCMの、あまりのセンスの悪さに耐えきれなくなったためです。期間途中で辞めたのでけっこうな出費になりました…

年末年始

たいへん長らくお待たせいたしました。 年末年始には実家に帰っておりました。というのも、一人暮らしの母親が病気、というか、肺癌になって、手術をしたからです。 肺癌というとドキッとしますが、幸いそんなに深刻なものではないそうで、とはいえ手術で右…