年末年始

たいへん長らくお待たせいたしました。


年末年始には実家に帰っておりました。というのも、一人暮らしの母親が病気、というか、肺癌になって、手術をしたからです。


肺癌というとドキッとしますが、幸いそんなに深刻なものではないそうで、とはいえ手術で右(だったかな?左だったかな?)の肺を半分摘出しまして。


まだ若い(とはいえもう64ですが)ので、術後もなんとかやってはいけそうですが、ただ今後はどうなるか。あまりに離れているので「週末のたびに帰る」というのも無理だし、いずれはうちに引き取るか、とはいえ、その歳まで地元を離れたことのない老人を、いきなり友人も誰もいない見知らぬ土地に連れて来るというのも酷な話だし、本人もいやがるでしょう。となると、僕が帰るか……


といろいろと気の重い年末年始でありました。


さて、手術後に家族は摘出したものを見せられるのが恒例ですが、今回も見ましたよ、肺を。なんだかレバーみたいにプリプリしてて(タバコ吸ってないのできれいなもんでした)、思わずもらってレバニラみたいに炒めて食っ(以下自粛



ちなみに姉が近くに住んでいるので完全に一人というわけではないのですが、まあそれでも、姉に任せっきりにもしておけないし、しかも今のところ独身で結婚の予定もないらしい姉になにかあったら、とか考えていくと、なんだか暗澹たる気分になってきましたよ。もちろん、今現在介護をしている人にとっては「何を今さら」なことなのでしょうが、ということは、こういうのはやっぱり当事者にならないとわからないものなのでしょうね。