2012-01-01から1年間の記事一覧

継続は力なり

やれやれ、今年も終わりですか。なんかもうこの時期になると精根尽き果てます。ゆえにブログを書く余裕もあまりなく。なんかもう、このままやめようとも思うのですが。継続は力なり、ともいうし。のどが枯れ果てるまで、書き続ける所存。明日から帰省等々。…

年末

早いもので、年末ですねえ。なかなかブログを書くヒマもなく。これ書こう、というアイデアは出るのですが、いざ書こうとするといろいろ仕事が入ったりしてそれっきり、というパターン。この3連休はようやくヒマなので、なんか面白いことが起これば書きたい…

着るモノ

オレが普段やっている授業、だいたい3つにわかれます。1.中国語 2.中国文学(講義) 3.中国文学(演習)これ以外にもリレー講義とか初年次教育とか大学院とか入ったりしますが、ベースはこの3つです。例年ですと、この3つを取る学生、あんまり重な…

スティグマ

今回の「文理合同発表会」のポスターセッションで、うちの学生がみんな言っていましたが、「理系の人が来て、説明すると、“で、それがどういう役に立つの?”と聞かれる」のだそうです。理系にもいろいろあるでしょうが、今回一緒にやったのは「脳波で動かす…

異文化交流

異文化交流というのは難しいもので、やりゃいいというものではないけど、やっても意味無い、というわけでもない、なかなか位置づけが難しいところにあります。昨日、うちの4年生が、工科大学で開かれた研究発表会に参入。文学と工学では、文化が何から何ま…

既知の情報

最近、中国人としゃべっていても、彼らのしゃべる「中国ネタ」、たいていすでに知っているんですよね。ちょっと前までは、彼らからの情報が貴重でした。何か面白いネタはないものか、あるいは「ナマの中国人」が何を考えているのか、等々、それなりに積極的…

書いて良いこと、悪いこと

長らくブログやtwitterをやっていると、徐々に「書いて良いこと悪いこと」が、自分なりに分かってきてます。最近はすんドめ感がなかなか楽しい。書けるギリギリのところを探っていく感覚。「ここまでは大丈夫だろう」「これはやめたほうがいいよな」とか。も…

ジャパニーズ中華

今日は野暮用で日帰りで神戸へ。お約束の中華街で昼飯、なのですが。う〜ん、微妙。9月初めにも研究会で来て同じように中華街で食べましたが、やっぱり微妙。はっきりいって、うちの近所の万々飯店(純日本式中華)の方がずっと美味い。案ずるに、「中国人…

強い人、弱い人

中国の歴史を読めば読むほど、「漢民族って、戦争によえー」と思わされます。そりゃそうですよね。「“縁もゆかりもない人たち”と力を合わせて何かを成し遂げる」って、彼らの思考様式からすると、一番苦手な分野ですもんね。まあなので、もし今、日本と中国…

交渉相手

うちの大学と姉妹校提携している中国の大学、トップが省の中央宣伝部に「出世」だそうで。いや、オレも交流事業の末席にいたから分かるのですが、向こうの大学のトップはもう完全に政治家なんですよね。酷い言い方をすると、学者とは名ばかり。なので、交渉…

中国の時代

昨日はこの本を。 MAKERS 21世紀の産業革命が始まる作者: クリス・アンダーソン,関美和出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/10/23メディア: 単行本購入: 28人 クリック: 1,027回この商品を含むブログ (83件) を見る うん、面白かったです。 しかしこういう…

NG

授業中にされるとイヤなこと、教員によって違いますよね。オレは飲み食いは問題なし。寝られるのも、好きじゃないけど起こすほどじゃなし。おしゃべりはもちろんダメだけど、一言でもしゃべったら出ていけ、みたいなほどでもない。嫌いなのは携帯です。メー…

昔の名前で

「最近のネット記事は腹が立って」というのを書きましたが、なので最近は、ブログとか論文とか、自分が昔書いた文章を読むことが多くなりました。ちょっと前まではブログとかほぼ書きっぱなしで振り返りなどしなかったのに(そういう人がほとんどでしょうが…

「入門」の政治学

最近はこれを。 近代中国研究入門作者: 岡本隆司,吉澤誠一郎出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2012/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (6件) を見る 書いてる方々は名だたる研究者揃いだし、中身もたいへん勉強にな…

安らかな日々

引きこもりには珍しく、週末2週連続で東京へ。パソコンとか持っていかないし、スマホでもないので、ネットは見れなくなります。すると、気分的に、とても落ち着くんですね。ということに気づきました。 商売柄、ネットで中国とちょっと韓国の話題を追ってい…

情報はタダ

ツイッターでチラホラ見かける光景は、著名な海外在住ツイッタラーに「○○教えて」とねだるやつ出現 ↓ ツイッタラー、「タダで情報くれとかアホか、教えてほしけりゃカネよこせ」 ↓ 周囲もツイッタラーに同調みたいなの。 まあ、ツイッタラーの気持ち、分から…

ミスを認める

MLBのDET@NYYで誤審が。たまたま前の記事で書いたように「タッチしたかしないか」でした。試合後、その審判は「誤審だった」と認めました。みんな言っていますが、これが日本との違いでしょうね。もっというと、ミスを認めた時の代償の差。ミスし…

職業は審判

この時期、アメスポファンには忙しい時期です。今はMLBのplayoffの真っ最中。今日も試合途中で断腸の思いで出勤。さて、アメスポ、もちろん選手もすごいのですが、むしろオレには審判の凄さが気になる。ものすごい速さで動いている選手やボールがどうなっ…

タテとヨコ

昨日はこの本を。 「日本史」の終わり 変わる世界、変われない日本人作者: 池田信夫,與那覇潤出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2012/09/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 46回この商品を含むブログ (9件) を見る デカい話好きにはたまらない一冊でし…

体育会系

どこの大学もそうかと思いますが、体育会系、特に野球・サッカー部員は、どことなく「威張っている」感じがします。 彼ら自身、揃いのジャージを着たりして、自分をアピールしている。もちろん水泳部もハンドボール部もしてるやつはしてますが、とくに野球サ…

隘路

最近の大学、に限らず学校が、学生へのサービスをどんどん拡充しているのは、間違いないところでしょう。もちろん、サービスというと「いやちがう」という方も多いと思うのですが、まあサービスでしょう。学生の世話をあれこれ焼く。1年生から「レポートの…

衝撃

今はこの本を。 インタビュー 戦後日本の中国研究作者: 平野健一郎,土田哲夫,村田雄二郎,石之瑜出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2011/07/16メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログを見る まあちょっと、いろいろな意味で衝撃です。 …

ギャップ

中国からの交換留学生、次々に到着しています。全く屈託なし。いつも通りにこやか。彼ら彼女らを見ていると、揉め事なんて遠い世界のことのようです。もちろん、これを根拠に、「揉めているのはごく一部。大多数の人間は揉め事など望んでいない」ということ…

見習うべき

ある雑誌を読んだら、日本で仕事している中国人コンサルの人が、「今や日本と中国の国力の差は明らか。日本はもっと中国を見習うべき」みたいなことを言っていました。マジレスするのもあれなのかもしれませんがマジレスすると、「日本社会が中国社会から見…

物忘れ

ちょっと心配しましたが、中国からの短期の留学生も、おおむね予定通りに来ている様子。大学によっては中止になったところもあるみたいですけど。「親が来させないんです」とも聞きました。私も学期平均6,7人程度担当するのですが、最近、名前が覚えられ…

大学という不思議な組織

しかし大学というのは不思議な組織ですよね。運営しているのは、その道その道のスペシャリストです。組織論の専門家、人事の専門家。経営の専門家。会計の専門家。理念の専門家。教育の専門家。メディア広報の専門家。そして(必要かどうかわからんけど)中…

ここまでやるか

昨日はちょい前に話題になったこの本を。 ハーバード白熱日本史教室 (新潮新書)作者: 北川智子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/05/17メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 280回この商品を含むブログ (43件) を見る まあ、巷で言われているとおりの感想…

後出し

昨日はこの本を。 香港の声作者: ゲルトバルケ,Gerd Balke,片岡みい子出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1992/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 基本的にマクロ好きで、下界を上空から俯瞰するような見方が好きなのですが、一方で…

早熟

最近、昔はよかったとか老後はどうするとか、そんなことばっかり書いていますね。そういうお年頃なんでしょう。 で、同年代と話していてもそういう話題で盛り上がることもあります。でも一方、老後はどうするとかいう話題を出すと、「えーそんなこと考えたこ…

同じ土俵

最近、朝日新聞のウェブ記事の多くが、「カネ払ったら見せる」に切り替わってますね。しかしそうなると意地でも払いたくなくなるのは何ででしょう。 考えるに、ウェブという土俵がキモなんですわ。ウェブでは、天下の朝日新聞だろうが、オレみたいな素人の愚…