職業は審判

この時期、アメスポファンには忙しい時期です。今はMLBのplayoffの真っ最中。今日も試合途中で断腸の思いで出勤。

さて、アメスポ、もちろん選手もすごいのですが、むしろオレには審判の凄さが気になる。

ものすごい速さで動いている選手やボールがどうなったかを瞬時に判断するというのは、ほんと神業です。


アメスポ4大スポーツのうち、NHLはそんなに見込んでいないのでおいといて、3つのうち審判の凄さでいえば、

MLB>NFL>NBA

ですかね。


NBAは、たぶんある程度年期を積めば雰囲気で何とかなりそう。そもそも1点の重みが軽いので、試合の最終版でもない限り「審判の判定で勝敗が覆る」ことは滅多にないですし。

NFLは、しんどいなあと思うのは「ボールが地面についたか」ですかね。あれはよく見れるなあと思う。でもその他は、これも雰囲気で何とかなりそう。

一番たいへんだと個人的に思うのは野球です。とくに「タッチしたかどうか」。例えば「追いタッチ」で、判断が難しいところに立っていた場合、どうやって判断するんでしょう。周りが静かなら音で、というのも可能でしょうが、普通は騒がしいグラウンドでそれは無理だし。しかもそれが重要な場面だったら、まさに「それで勝敗が覆る」ことにもなりかねません。


と考えていくと、審判の仕事は2種類に分けられますね。「ボールが地面についたかどうか」「タッチしたかしないか」「アウトかセーフか」みたいな「事実」を判断するものと、反則を判断するもの。後者は、けっこう楽だと思うのですよ。どうせ「厳密な線引き」は無理なので。

なので、後者が主になるNFL・NBAの審判と、前者が主になるMLBの審判では、やっぱり前者がキツイでしょうね。


ちなみにサッカーはどうでしょう。やっぱり後者が主かな。でも「シミュレーションかどうか」の判断はさすがによく見ているなあと思います。


ちなみにオレ、高校の時ハンドボール部だったのですが、とある練習試合で笛を吹いて、相手(当時県内で最強だったチーム)の監督に絶賛されたのがいい思い出です。