2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

しゃべる。

この間ちょっと触れた日本語技法の、学生さん発表の第1回目。担当の学生さんはきちんと準備してきていただいてたし、他の学生さんもそれに対してきちんと自分の意見を述べていました。お世辞でなく、すべてがこちらの想像・予想以上。 よく「学力低下」が叫…

急募2

市民講座も佳境。 次回(明日)は魯迅でまあなんとか、というところですが、その次、題目を決める時に、たまたまフェミ関係の本を読んでいたせいもあって「中国の戦う女性」という題にしました。阮玲玉の「新女性」なんかを絡めて論じられれば、と。しかし、…

批判精神。

前にもちょっと書きましたが、うちの学科で「アドミッション・ポリシー」(「どんな学生を望むか」という、まあお題目です)というのを決めました。その時、候補として「社会に対して批判的な精神を持ち・・・」というのがあったのですが、「なんだか、社会…

プラス思考。

僕は基本的にプラス思考です。といっても、ポジティブの方ではなく、経験の方。世の中には、必要のない知識や経験はない、という立場です。世の中には、知らなくてもいいことやしなくてもいいことなんてない。知らないよりは知っていた方がいいし、経験した…

アクセス

この前、一日だけ、アクセス解析というのをこのブログでやってみました。これは、周知のように、「誰がこのブログを読んだか」が、サーバーから判明する、というものです。 でも、そのアクセスレポートを見る、ということに、なんとなく違和感を感じて、一日…

どうして

僕は、とくに好きな球団はないけどプロ野球が好き、というパターンです。昔から、野球シーズンは、夜7〜9時までは、だいたい野球を見ておりました。 そんな僕には、今年はやや寂しいシーズンでした。視聴率の悪化のため、後半は、ほとんど中継がなかったか…

わかりやすく。

今、市民講座をやっているのですが(全五回。昨日第2回目が終わったところ)、いやー、勉強になります。 僕はそもそも、自分で書く論文などは、「分かる人にだけ、分かればいい」という気持ちで書いておりました。あまり一般性のあるものではないし。ところ…

借りたら返せ。

今日は学生さんたちと河原で芋煮会(東北、とくに宮城・山形出身者にはおなじみの)。で、川に向かって石で水切りしたら、肩が痛くなってハンドル操作にも支障が出るほどに。運動不足の極地です。 ところで、うちの大学の掲示のぶっきらぼうさには、なんだか…

逃げる。

昨日の高知新聞の夕刊に、橋爪大三郎センセイの靖国参拝に関する文章が載っていて(たぶん共同通信配信)、まあだいたい僕に近くて頷けるものでした。が、一つだけ疑問が。橋爪さんは、先の戦争に当たって「自分の信念とは関係なしに、不本意にも戦場に向か…

ブログ論と何曜日?

ブログをやっている人(やっていない人も?)には、その人なりの「ここまで明かしてOK」レベルがあるように思います。 そもそもブログなどやらない。 ブログをやっているが素性は明かさない。 素性は明かすが自分の顔写真は載せない。←僕はコレ。 素性も顔…

急募

昨日、「危情少女」という中国映画をVCDで見ました。これは、「中国で初めての、本格的ホラー」という名目で公開された、10年前の映画です。一昨日の日記に書いたように、最近「中国ホラー」づいているにもかかわらず、この記念碑的(といわれている)…

庇う。

2日前の話題に戻りますが、もし靖国参拝を、内在的に、絶対的な悪と規定するなら、それはやはりA級戦犯絶対否定、となると思うのですが、実際には、左の方々も、これを言い切ることはしていない、と思うんですね(「A級戦犯が合祀されているから」という…

ジャケット

もう10月も半ばだというのに、いまだにクーラー生活。寒暖の差が激しいんですよね。明け方は結構冷え込んできましたが、日中は半袖でOK。 昨日、中国で買ってきたVCDを見ました。映画自体はまあまあといったところでしたが、面白かった(のか?)のは…

難しい問題。

小泉参拝反対派の理屈は、だいたいこの二つのどちらか、あるいは両方です。 ・近隣諸国への配慮。 ・憲法違反。 で、この二つの理由って、結局は他律的な気がするんですよね。「中韓に悪いから」とか「憲法でダメっていっているから」というのは、「お母さん…

複雑2

昨日は地区運動会。200Mを全力疾走するなんて、たぶん高校以来。 そのおかげで、今日は起きるのも一苦労なほど体の節々が痛いのでした。 「なぜ勉強するのか」2回目(前にも書いたように、同じ内容の講義を2回やるのです)。 今度のクラスは、前回ほど…

ポジショニング。

ブログでは、「反小泉」「反郵政民営化」が盛り上がって、有名なブロガーたちが集まってなんとか同盟を作っちゃったりしております。 僕自身、小泉の信者でも何でもないですし、郵政民営化にもどっちかといえば反対のスタンスですが、彼らの動きを見ていると…

意外

中国語の授業の第1回目にはたいていアンケート(「知ってる中国人を3人書け」とか)を取るようにしていて、今年はその中に「日中関係についてどう思いますか」という質問を入れたのですが、その回答は「やっぱり日中は仲良くすべきだ」というものがほとん…

なんのために。

昨日ぼんやりテレビを見ていたら、NHKで土佐勤王党のことについてやっていました。この方面にそんなに興味があるわけではないのですが、まあ一応高知在住だし、ということで、ビール飲みながら見ていました。 番組はというと、ゲストとして呼ばれていた某…

あれもこれもの多様性。

ここんとこ書いてきたことともリンクするのですが、僕は基本的にやっぱり、いろんなものがごちゃ混ぜになった状態が好きなんですね。 たとえば、学会。マジメ〜な哲学や文学の研究もアリだし、でも一方で映画や図像の研究もアリ。これがあるべき姿じゃないで…

論文指導。

今年は4年生に週1で卒論指導をしております。授業としてそういう時間が設けられているわけではなく、勝手にやっているだけですが、去年は完全に放ったらかしだったので、今年はちょっとそういうのもやってみようと思って。 これが、意外に面白い。学生さん…

圧巻

学会から帰ってきました。 しかし、参加者によって感想はさまざまだったでしょうが、僕的には、昨日も書いたように、最後のシンポが圧巻。正直、前夜祭や本発表もすべて霞んでしまうようなものだったと思います。 なんというか、モノとしての存在感の違い、…

札幌

今学会で札幌です。盛況でした。とくに最後のシンポ。コーディネーターの武田先生のおっしゃった通り、球史に残る日中学会だったと思います.

とはいうものの。

昨日の続き。 昨日の話を押し進めれば、「朝日も、もう「一般紙」とか「総合紙」みたいな役割は捨てて、「赤旗」みたいに、特定の思想・信条を売りにするような新聞に変わればいいじゃん。そうすれば、そういう思想を持った人たちには根強い支持を受け続ける…

いよいよ

後期も始まりました。うちの大学の外国語は、一人の教師が、一つのクラスを週2回教えるというシステムなので、教師的にはラクチンです。学生は、イヤな教師に当たったら災難でしょうが、ただ、とくに後期は、学生が教師を選べるので、まあそれなりの選択肢…

炎上

最近、「ブログで炎上」事件が多いですね。週に1度はお祭りがあるような。 僕も気をつけないと。

複雑

「大学で学ぶとは」、何とか1回目終了(同じ内容の講義を2度やるのです)。出来は、まあまあかしら。学生はどう思ったか分かりませんが。 講義の最後に、学生さんに「あなたにとって学ぶとは」という題目で感想を書いてもらいました。 こういう「授業の感…

自分から

明日から後期の授業開始。しかも月曜の初っぱなから「大学で学ぶとは」などという壮大なテーマで話さなければなりません。 と書いたものの、別に「このテーマで話せ!」と上から命令されたわけでも何でもなく、自分で勝手に背負い込んだ荷物なわけですが、と…