複雑2

 昨日は地区運動会。200Mを全力疾走するなんて、たぶん高校以来。
 そのおかげで、今日は起きるのも一苦労なほど体の節々が痛いのでした。


 「なぜ勉強するのか」2回目(前にも書いたように、同じ内容の講義を2回やるのです)。
 今度のクラスは、前回ほどには盛り上がらず、淡々と終了。
 もちろんそれはいいんです。僕も人間なので、反応があった方が嬉しいのは確かですが、しかしかといって、学生さんたちに「俺の話で笑え!!」とか「盛り上がれ!!」と命令するほど(そういえば、高校の時、こんなノリの化学の教師がいたっけ)、独りよがりでもないつもりですし。

 で、最後に書かせた「私にとって“大学で学ぶ”とは?」(実は前回とはほんのちょっとだけテーマを変えました)を読んで、ちょっとビックリ。
 前回よりもずっとずっと、長い、真面目な文章を書いている人が多かったからです。前回のクラスは、授業では結構ウケたわりには、感想は3行程度、という人が多かったのですが、今度のは、講義中別の本を読んでたりおしゃべりしてたり寝てたりした人が多かったわりには(教師もそのぐらいは見ております)、ほとんどの人が紙いっぱいに文字を書いていたのでした。


 これってなんでなんだろう。「授業聞かなくてゴメンネ、その代わり感想はいっぱい書いてあげるカラネ」という贖罪意識の賜なのか(まったく、こういうことにクヨクヨこだわる気の小さい教師です)、あるいは聞いていないようなフリをしながらも、実は結構聞いていた、ということなのか(これはだいぶこちらに都合のいい解釈でしょうが)。


 まあいいのですが。