2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

友達のいない夏休み

授業があと1つ残っているとはいえ、まあおおむね夏休み気分。 海だ!山田!といきたいところですが、別に何する予定もなくぶらぶら。友達がいないのは昔からなので慣れてはいますが、なんとはなしに落ち込む夏の日ではあります。

情報過多

例えば僕は、愛国心的なものが嫌いなので、『国家の品格』なんて本はタダでも要りません。いくらヒマでも読む気しません。 とはいえ、そうすると、今度は批判することができないのですね。「読んでいない本」を批判するのは、掟破りですから。なので、無視す…

いったん書いたものの

何となく違うなあ、ということで削除しました。いや、たいしたものではなかったんですが。

地元だけに

http://www.asahi.com/national/update/0727/TKY200607270406.html 商売ごとに淡泊な仙台人が、中国の商売人とやりあえるわけがありません。無理無理。という仙台人アイデンティティはともかく、中国で作られては潰れて放置され廃墟になっているテーマパーク…

大学のお話。

http://blog.tatsuru.com/archives/001849.phpいい線突いているようで、でも微妙に違うような。 内田氏は、「昔(の教育)は良かった」→「今はダメ」という、中国の伝統的な思考様式(なんていいましたっけ?)のような考えを持っているようですが、「昔は良…

一連の大騒ぎを見て

良くも悪くも、この国では、天皇という存在(昭和天皇という存在?)は、デカいんだなあということが分かりました。個人的には、「ふ〜ん、昭和天皇はそう思っていたんだ。で?」という(無)反応がもっともっと多いかと思っていたのですが。

なんだかんだいって

北朝鮮が脅威だなんだといっても、日本は、平和すぎますからね…… http://www.chunichi.co.jp/chubunews/17550528.shtml

戦時状態

まあしかし、中東を見ていると、「世の中は徐々に良くなってきている・平和になってきている」などというのはとんでもない間違いであることがよく分かりました。 これに対して日本ができることってなんでしょう。 1.あくまでも平和・停戦を訴える。 2.放…

ついでに

この間の「露鵬事件」で、リベラル紙、あるいは識者が、「やっぱり礼を守らなくては……」みたいに言っているのはなんなんでしょうね。お前ら、礼とかなんとか、そういうのをブッ壊そうとしてたんじゃないのかよ!!と。ま、大相撲が「世界スモーレスリング選…

「オレこそが真の……

http://d.hatena.ne.jp/kechack/20060722/p2極めて興味深い指摘です。 ただ、「[日本以外のアジアでは]左翼の方がナショナリズムを強調するのが常識である」というのはどうでしょう。これらの国では、右も左も、「我こそは真のナショナリストなり」、逆に…

こんな記事が。

nikkansports_com「中国が靖国神社を罵倒」 http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060723-64938.html元ネタを探したところ、『寧夏商務』なんてのが来源になっていますが、たぶんこれでしょう。日本深刻反省正此時 http://www.mofcom.gov.cn/colu…

実家が離れていると

大変なことがありまして、秋から冬にかけて、地元の友人が3人、続々と結婚することになりました。実家との往復旅費は、目一杯安くあげて5万円弱ぐらい。プラス、ご祝儀。×3。……orzなんとか、合同結婚式にしてもらえないでしょうか。

ふと思うのですが

アメリカでは、ニュース番組で、例えば今の中東問題だったらシリアの駐米大使を呼んでキャスターと討論させる、みたいなことをよくやっているらしいのですが、日本でもそういう企画はできないものでしょうか。北朝鮮大使は無理としても(そもそもいないって…

歴史をめぐる冒険

最近この話ばかりですが。 日本にいる「真っ当な「日中関係史」研究者」は、つねに2正面作戦を強いられるわけです。内には、「歴史修正主義者」(「つくる会史観」でもいいですが)との戦い、そして外には、「歴史認識的に噛み合わない中韓他の研究者」との…

最近

他の先生によくいわれるのが、「中国語やっていると、これからは、食いっぱぐれがなくていいですねえ、うらやましいですねえ」というもの。いやいや全然違いますよ。中国語や中国文学を教える仕事なんて、いつでも、中国人に取って代わられちゃう可能性があ…

負荷

最近中国の大学で騒がれているのはコレ。上海財経大学出台新規取消碩士学位与論文挂鈎中国の修士・博士生は、学位をもらうのに、必ず「何らかの雑誌に論文を発表しなければならない」という規定があるのですが、上海財経大学がこの決まりをなくした、という…

この時期は

学生がよく質問に来るのですが、その多くが「オレ、何回休んでますか?」という質問なのにはほとほとゲンナリします。オレはオマエのスケジュール管理者じゃねえ、っちゅうの。

ところ変われば認識変わる2

先日のつづき。『国境を越える歴史認識』の13章、川島真「歴史対話と史料研究」では、日本からの歴史認識発信の重要性、あるいは危機感を、たんなる煽り(「このままじゃ声の大きい中国に負けちゃうぞ!!」みたいな)ではもちろんなく、的確な現状認識の…

毎日がエブリデイ

昨日の続きを書こうと思ったのですが体調不良で延期。やっぱ冷房つけっぱなしで寝るのはよくないですね。 授業中、普通にテクストの説明している時に寝られるよりも、雑談している時に寝られる方がショックを受けるということに今さらながら気付いた夏の日。…

ところ変われば認識変わる

昨夜、暑さで寝られず、積ん読状態だった『国境を越える歴史認識』(ISBN:4130230530)を読みました。国境を越える歴史認識―日中対話の試み作者: 劉傑,楊大慶,三谷博出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2006/05/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商…

最終的な拠り所

洛南高教諭が体罰 生徒7人を平手でたたく 天下の洛南でねえ。もちろん叩いたのは同情や言い訳の余地無しですが、ただ、学校の決まり、「授業中携帯は使うな」とか「おしゃべりするな」とか、そういうのって、別に何らかの法的根拠があるわけではもちろんあ…

アポリア

秋田の事件で、「警察がちゃんとしていれば2番目の事件は防げた」みたいな言い草をよく聞きますが、2つの点で違和感が残ります。 1.そうはいってもやっぱり殺したヤツが一番悪いだろう。2.そんなこといってると、「じゃあ警察権力をもっともっと強化し…

学校以外の選択肢

本来は合宿参加記を書いた方がいいのでしょうが、その前の日の出来事があまりに印象深いのでそちらから。 とあるド田舎の高校(校名はさすがに伏せます)に、再び模擬授業に行ってきました。 30分の授業を2回。いろんな大学や専門学校の先生が来ていて、…

明日から3日間

去年と同じく方言学の先生のゼミ合宿に同行。しかしいまだにどこに行くのかさえ不明。って僕がミーティングとかさぼっちゃったせいなんですが。

それにしても

ミサイルについての各国の政治家や官僚たちの一連の動きは、これは裏の裏の裏ぐらいまで、将棋でいうと「100手先」までを読んでのものなのか、それとも天然なのか、正直まったく分かりません。できれば前者であってほしい、さすがにそれくらいまで先読み…

カネにならん知識

最近、アマゾンHPに入ると、最初の「あなたへのおすすめ」で、小谷野さんの「もてない男」が一番最初に出てくるのです。なんだか、見透かされているような感じ。 東方電視台の朝のニュース「看東方」では、番組中に、ちょっとしたお題を出し、それに視聴者…

やりづらい授業

うちの初級中国語は、すべての学部ごちゃ混ぜでやるのですが、これが非常にやりづらくなってきました。最初のうちは、「いろんな学生がいて、面白い」とノンキに思っていたものの、最近はちょっと処置なし気味。 当然ながら、受講する学生には、いろんな人が…

脱構築の前に

僕は研究では、脱構築系のことをやってます。 作り上げられた権威とか常識とか、そういうのをなで切りにするのって、けっこう気持ちがいいのです。 で、こっちの大学に来て、専門を教えることになりました。 さて、脱構築を教えよう。 あれ…… 学生さんたちは…

今そこにいる学生

うちの学科は学生が100人、教員が30人。学生の希望(どんなに多くても少なくても、ほとんど希望通りです)でそれぞれの教員の元に張り付くのは、2年生からです。もちろん、あとで変更は可能ですが。 僕に付く学生は、だいたい毎年2人。人気がある方で…

最近ムカつくことといえば

最近腹が立つのは、amazonのレビュー。 ちょっと前からなんか読めば書き込むを繰り返し、徐々にではありますがランクも上がってきたと思ったら……なんか最近、書き込んでもUPされないことが増えてきました。じゃあしょうがない、もう1回書き込むか……と思って…