最終的な落ち着き先
昨日はこの本を。
中国社会の人類学―親族・家族からの展望 (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: 瀬川昌久
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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いいですねえこういうの。もし、違う専門を今から選べるなら、断然人類学です。でも、なにせお腹が弱いので、フィールドはキツイかな……あとは現時にずかずか入っていって聞き取りできるような図太い神経も足りないし……
さて、今年の学生で「中国の家族」についてやろうとしているのがいまして、こっちもいろいろ読んでいるところですが、こういうの、「落ち着き先」をどこに持っていくかで、全然違ってきますよね。
つまり、「中国の特殊性」に持っていくのか、「人類に普遍的な価値観(みたいなの)」に持っていくのか。
前者だと「宗族」とか「大家族」とかそっちに持っていくし、後者だと……やっぱりフェミニズムとかそっち方面ですかね。
僕は断然前者が好きですが、最終的には学生本人にお任せするしかないっす。