アリバイ
先週から、うちのガッコ、耐震工事でドカンドカン工事やっています。
もう来週から新学期始まるのに……そういうのは夏休み中にやっておくもんじゃ……
そういう苦情もさることながら、どうも釈然としないのは、この手の工事にどうしても「アリバイ作り」感が漂うからでしょうね。
本当に耐震工事のために必要、というよりは、対外的・対内的にに文句を言われないように、やっておく、みたいな。
しかしまあ、世の中全体が「アリバイ作り」化しているようにも思います。何かあった時のために、何か言われた時のために、というコスト(←なんか専門用語がありそうですが)が異様に高まっている。本来、本業に割くべき時間や労力を、そっちに費やさねばならない。
「書類」なんかまさにそうです。研究する時間を削って、「オレはこういう研究をしています」という、アリバイのための長文の書類を書かされるのって、なんかちがくね? いや、そんな書類まったく必要ない、というわけではないにしろ。
……う〜む、うるさくて、全然集中できん。一生懸命工事してくださっている関係者には申し訳ないんですが、できないものはできない。
今日は帰って家でやるかな。