恐怖の1元ジョッキ

飛び飛びの旅行記でなんなんですが、青蔵鉄道を降りた西寧の街で。


火鍋屋に入って食って飲んでいると、トイレから帰ってきた同行者の一人が「この店、ジョッキビールをおいていて、しかも1元らしい」という情報を得てきました。ふと周りの席を見ると、他のお客さん、けっこうジョッキを飲んでいる。あれ、メニューにジョッキなんてあったかな、とやや不審に思いつつも、その時飲んでいたビールは小瓶1本8元とかだったので、「そりゃいいや(でもなんか裏はありそうだけど)」ということで、さっそく注文しました。

一口飲んでみて……

ジー。ゲロマズです。

ぬるい上に気が抜けている。ジョッキという期待感もあったせいでしょうが、まあ飲めたものではありません。


で、話し合った結果、「これって、余ったビールじゃね?」ということでした。それなら、この安さも頷ける、というものです。

で、食い終わって店を出ようとすると……


店の通路に、1元ジョッキ製造コーナーが、隠そうともせずにありましたよ。(おそらくは)客が飲み残したビール瓶と、その中身をぶちまけるのであろうデカいヤカンとがおいてあって。


まあ1元だしなあ、しょうがねえか。


……まてよ。


「1元ジョッキの飲み残し」も、もしや再々利用を……