試験

 昨日の続きですが、試験って、教師にとって、自分の権威を示せる、自分が「神」になれる、数少ない機会なんだと思います。

 普段授業にロクに出てこず、出てきてもおしゃべりしたりケータイしたりで全然聞いていない。くっそー。でもそういう学生も、試験となると、さすがに目の色が変わるんですよね。で、気に食わない学生が赤点取ると「ほれ見ろ」と溜飲を下げるし、落ちた学生が「先生何とかしてください」と泣きつきに来ると懇々と説教したりする。あー気持ちいい。
(注:これはあくまで「たとえ話」です)


 センター試験のお役人たちも同じようなこと考えているんじゃないでしょうかね。近頃の若い者は年長者に対する敬意のカケラもない。ネットだケータイだと遊び呆けやがって。ふん、お前らには「試験攻撃」で思い知らせてやる。オレたちの怖さを、よーく思い知るんだな、がっはっは。


 これは実話ですが、僕にも、1年間どうしても好きになれなかったクラスに、とびきり難しい問題を出して復讐したことがあります。褒められる行動ではないですが。


かくして、今年も試験シーズンは幕を開けたのでありました。