2011-01-01から1年間の記事一覧

カネの使い道

今年度の研究費、ほぼすべて本代で使い果たしました。ついでに次年度のを当てにして、デカい買い物も。ふと考えると、研究費でお出かけすること、ほとんどなくなりました。というかお出かけ自体どんどん減ってる。前は年3,4回は中国行ってたし、東京や関…

逆張り人生

以前から韓ドラ・K−popは好きだったのですが、ここしばらくの「ブーム」で、急に熱が冷めてしまい、しばらく遠ざかっておりました。昔から、誰も見ないモノを見るのが好きで、それがブームになると、最初は「やっぱオレって、先見の明あるよね」と喜んで…

オープンキャンパスにて

今日はオープンキャンパス。会場係なので、模擬授業中、外でぼんやりしてたら、保護者(女性)がやってきて、 「あらーあなた先生なの〜? 最近は大学もお客さん集めるのたいへんよね〜。あたしら、昨日はO大のオープンキャンパス行ったけど、なんか機械的…

アドバイス

職業柄、よく、「大学生活をどう過ごすかについて、なにかアドバイスを」などと頼まれたりします。これが大変苦手で。 この手のアドバイス、「現在進行形」の大学生が真に受けるとは思えないので、結局は「オレってこんなに良いこと言うんだぜ」という自己満…

距離感

ようやく前期の授業も終わり。しかしいつもながら思い悩むのですが、とくに「議論型」の授業の場合、教員として、学生との距離をどう取るか。これがなかなか難しい。ありがちなのは、学生に好きに議論させておいて、最後に「キミたちの議論を聞いていたが、…

藁人形

最近、原発やら中国やらにかんするブログやツイートを見ていると、藁人形叩きが多すぎますよね。「敵」を思い切り戯画化・誇大化し、貶めた上で、「だからあいつらはダメなんだ」と批判する手法。「そんな分かりやすい敵はいねーよ」「敵がそんなバカだった…

良いプロパガンダ

昨日はスカパーでやってたこれを。 ランボー3/怒りのアフガン [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル発売日: 2004/06/25メディア: DVD購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (24件) を見る 今となっては、「アメリカがアフガニスタンの戦士…

異境

連休中は、京都の恩師のところにおじゃましておりました。還暦のお祝い。本来はこちらがお祝いすべきところを、すっかりご厄介になり、またご馳走になってしまいました。 恩師はもともと長野の方なのですが、奥様が根っからの京都の方。しかも、あまり品のい…

特性のない男

昨日は「普通の中国人」と飲みました。オレは、基本的に、「普通の人」が好きなんですわ。偉い人・凄い人には、あまり興味がない。まあ、要は、「凄い人」には気後れする、ってことなんでしょう。オレ自身が人並外れた「普通人間」なので。それは確かです。…

現場主義

昨日の続きっぽいものですが。最近、中国在住の方々から「ナマの情報」がリアルタイムで入ってくるようになって、日本在住の中国屋として嬉しい悲鳴を挙げています。ちょっと前までは、「ナマの情報」といっても結局は日本or中国の公式メディアが多かった。…

長旅

生協に注文していた本がようやく届きました。 Developmental Fairy Tales: Evolutionary Thinking and Modern Chinese Culture作者: Andrew F. Jones出版社/メーカー: Harvard University Press発売日: 2011/05/02メディア: ハードカバー クリック: 2回この…

イヤなら見るな

これまでのブログ史上・ウェブ史上、どれぐらいの「イヤなら見るな」が繰り返されてきたでしょう……たまたま、つい昨日も、ウェブ上の諍いで、これを見たので。 何を隠そう、オレも、このブログの初期に、これ、言ったことがあります。せっかく人が気持ちよく…

失われた時代

中国文学史の授業をやっています。 1年ごとに、「古典小説史」「現代文学史」を交互に。 今年は古典小説。古代から始まって、今日は明代。 しかし毎年、この時期になると、もうヘトヘト。暑い上に、学期が深まると、いろんな仕事が溜まってきますし。なので…

サービス向上

先日、車でラジオを聞いてたら、東京に「一人焼き肉店」がオープン、というニュースをやってました。客の入りも上々とのこと。世界広しといえども、こんな店ができるのは、日本ぐらいでしょうね。 さて、これも先日、東京経由で実家へ。東京駅で新幹線の切符…

モチベーション

普段、「このブログが何人に見られたか」とか、ほとんど気にしていないのですが。とはいえ、たま〜に、バカバカしくなるんですよね。どーせこんなブログ書いたって、誰も読まねーよ、と。ここ1ヶ月ぐらいが、まさにそうでした。忙しいというよりは(オレの…

おすすめ

やれやれ、何とか生きています。こういう時ほど、昔の歌が恋しくなったりしますね(よくわからんけど)。 ある歌手が、「この歌のMVだけは奇跡的に美しい」みたいなのって、ないですかね?ありますよね? 南拳媽媽の Lara さん、正直、そんなに好きな…

終の棲家

高知に来て8年目、基本的に、ずーーっと、お腹を壊しています。基本365日腹壊し中。元々お腹が弱いので、最初のころは「慣れない環境のせいかな」と思っていたのですが、さすがに1年2年と経つうちに「これはおかしい」と思うようになって、いろいろ原…

今日から1週間ほど帰省。全然片づいていないという家の整理に。チャリで15分ほど行けば閖上という津波の被災地なのですが、ちょっと、行けなさそうです。いろんな意味で。

上から目線

基本的に、上から目線が好きなんですね。メタでもいいや。神様の視点に立って、「へえ、これ、こういう風になっているのか」と他人事のように眺める態度。もちろん、こういうのは昨今、あまり褒められた態度ではない、とされることが多いし、また自分でもそ…

縦書きの経済学

研究室の本を整理していて思ったですが。洋書の場合、本のタイトルを読むのが、ものすごくしんどいですね。これはたんに「普段英語に親しんでいないから、とっさに単語が読みとれない」というだけではなく、「タイトルが横向きのため、クビも横にしてみなけ…

情弱としては

もうすっかり、「政府は信用ならない」がデフォですね。ことここに至っては、まあそれも仕方のないことでしょうが、「だから自分の身は自分で…」と軽々しく言っちゃえる人を見ていると、「おいおい、そんなこと、可能なの?」と突っ込みたくはなります。政府…

研究が進むと

昨日は中国四国地区のローカル学会。今まで1度しか出たことがなかったのですが、うちが当番校だったので、お手伝い。しかし、今さらながらですが、研究って細分化が進んでいますね。これ、本人(と指導教員?)以外誰が理解できるんだろう、という研究のオ…

落下傘の社会学

今日はお勧めいただいたこの本を。 落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から (中公新書ラクレ)作者: 黒木登志夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/03メディア: 新書購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (17件) を見る 面白かったです。地…

幻想

何周遅れかで国旗国歌問題とか見ていますが。「良い教育・教員」のツボっていうのは、いかにして、「生徒・学生を自分の思うように育て上げるのが良い教育」という幻想から脱却できるかだ、という思いを強くしましたね。

いつの時代じゃ…

生協に、洋書を注文しました。待てども待てどもきません…「状態を見る」なる項目があるのですが… 2011/05/22 国内配送中 2011/03/31 国内倉庫出荷済 2011/03/29 国内倉庫入荷済 2011/03/03 取寄開始 2011/03/03 注文完了 ここで言われている「国内」というの…

欠陥?

この記事を読んで。日本球界復帰も?岡島に戦力外通告「こんなの初めて…」 今季は初めて開幕をマイナーで迎えるなど調子が上がらず、英語が話せないことでチームメートから孤立した場面も見られた岡島の出番は、一層少なくなるものと見られていた。 貶したり…

ダメな子ほど

こういう仕事をしていると、「最近の学生はさっぱり勉強しない」という話を、日常的に聞かされます。オレはまったくそうは思わないのですが、まあ、仮にそうだとします。しかしながら…… 個人的には、「勉強にあまり興味が持てなかったけど、Desean先生に出会…

愚痴

単なる愚痴ですが。大学教員というのは、「この仕事は私の主義に反するのでやらない」と、理由・理屈を付けて、降ってくる仕事を拒否できるお仕事です。 まあ、これ自体は、悪くない、どころか、理想的です、ある意味では。 あるお仕事、「私のポリシーにか…

奪い合い

またまた職場の予算に関することで恐縮です。オレ、経済なんて言うまでもなくド素人ですが、マクロ経済に関する話・本って、好きなんですよね。分からないなりに読むのが好き。いっぽう、職場の予算配分、どこにどれだけ配付されるかとか、そういうのにはま…

そうそう、肝心なのも忘れていました。キャリア教育系の予算もがっぽり減らされています。去年までやっていたイベント、軒並み中止、もしくは打ち切り。あれだけ「キャリア教育をやれ」と言っておきながら、どうしろっていうんでしょうねえ。結局、教室で教…