奪い合い

またまた職場の予算に関することで恐縮です。

オレ、経済なんて言うまでもなくド素人ですが、マクロ経済に関する話・本って、好きなんですよね。分からないなりに読むのが好き。

いっぽう、職場の予算配分、どこにどれだけ配付されるかとか、そういうのにはまったく興味が持てない。そりゃまあ少ないよりは多い方がいいですが、でも「この分をこっちへ持ってきて」とか「ここは削っていいかな」とか、そういうのはからきし苦手。

でも、同僚の先生には、こういう話になると、俄然張りきる方がおられるんですよね。裏でいろいろ画策・駆け引きして、みたいな。


まあオレは、「限られたパイの奪い合い」的発想が、苦手なんでしょうね。だいたいにおいて、AとBという使い道があったとして、どっちのほうがより重要か、なんて、わかるわけないのですよ。「オレにとって」より重要、というのはもちろんあります。海外のこととかキャリア教育とかをやっているから、自然とそういうのに目が行きがちですし。でも、神様の視点で「日本文学の授業とキャリア教育の授業、どちらが重要か」を判断するなんて、できるわけがない。


まあだから、「できるだけパイを増やす」という思想に共鳴するんでしょう。といいつつ、今も役目柄、「LL教室に予算を配分してくだされ」という書類を、書いているところですが。