サービス向上

先日、車でラジオを聞いてたら、東京に「一人焼き肉店」がオープン、というニュースをやってました。客の入りも上々とのこと。

世界広しといえども、こんな店ができるのは、日本ぐらいでしょうね。


さて、これも先日、東京経由で実家へ。

東京駅で新幹線の切符を自動販売機で買ったら、機械では続けて「仙台駅からの乗り継ぎはあるか」というメッセージが。親切というか。


で、思ったのですが、日本の「(技術やらサービスやらの)発達」って、こういう風に「なるべく他人とコミュニケーション取らなくて済む方向」に進むよなあ、と。

この方向への「発達」に関しては、他国の追随を許さないというか、他国では想像もできないというか。


これが例えば中国だと、サービスがいい、というのは単純に「人海戦術」である場合がほとんどです。従業員がウヨウヨ出てきて、なにくれとなくサービスする、というもの。例えば接待の宴会で個室の場合、そこでは小姐が2,3人張り付いて、客にお酒を足したり皿を換えたりしています。

なのでオレ的には全然居心地がよくないんですよ。オレは間違いなく放っておいてほしいタイプ。なので、「カネあげるから出ていって」と言いたくなります。


そもそもキップの自販機、他国ではそもそもキップを「人から」買うのが当たり前じゃないでしょうか。そこに「技術革新」が割り込む余地はない。でも日本ではたぶん、発想の根本に、「“人と人”との接触をいかに少なくできるか」があるんじゃないでしょうか。「人と人との接触」は、端的にノイズ。どうすれば対面の回数を減らせるか、というのが根本。


実際、オレ自身も、自販機か人のいる窓口か、だったら、まずは迷わず自販機を選びます。


うん、だから、日本のサービスや技術革新、個人的にはどんどん進んでほしい、とは思っているんですよね。