良いプロパガンダ

昨日はスカパーでやってたこれを。


ランボー3/怒りのアフガン [DVD]

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今となっては、「アメリカがアフガニスタンの戦士たちとともにソ連と戦う」などという設定は悪い冗談としか思えませんし、酷いプロパガンダ映画だなあと思わんこともないのですが、とはいえ、映画としてみた場合、それなりに引きこまれる作りになっていることは否めません。まあ、こんなの見て喜んでいるのはオレぐらいかもしれませんが。


というのも、昨日は県外の高校での模擬授業があって、そこで素人ながら「戦後中国の映画で日本人がどう描かれてきたか」みたいな話をしてきたのですが、改めて中国プロパガンダ映画を見て、そのつまらなさにクラクラ来たものですから。同じプロパガンダ映画なのに、この違いは何なんだろう、と。


もちろん、中国映画の敵が日本だから、というのもあるんでしょう。ランボー3をロシア人が見たら、手を叩いて喜んではいられんだろう、というのと同じ。


とはいえ、やっぱりなにか、根本的な違いがあるように思うんですよね。


その違いを探ろうと思えば探れそうですが、あんまり面白い結論にはならなさそうなので、やめときます。