欠陥?
この記事を読んで。
今季は初めて開幕をマイナーで迎えるなど調子が上がらず、英語が話せないことでチームメートから孤立した場面も見られた岡島の出番は、一層少なくなるものと見られていた。
貶したりバカにしたりするわけではないのですが、アメリカに渡って5年もたって「英語が話せない」というのは、どうなんでしょうねえ。あんまり覚える気がないのか。
これに反応したのも、今日の朝、スカパーのスポーツチャンネルで、once brothersという番組を見たからです。(コレ。いきなり動画が始まるので注意)
80年代後半から90年代にかけて世界を席巻したユーゴスラビア・バスケットボールの特集です。チームメイトたちがやがてセルビアvsクロアチアに分かれてしまう、その過程を丹念に追っています。号泣もの。
その中で、セルビア→NBAのLA. Lakers 入りしたVlade Divac が、最初まったく英語が話せなかった、というくだりがでてきて、へーと思いました。現在ではすこぶる流暢な英語を話していますが、確かに入団当時のインタビューでは、その辺をからかわれているシーンが出てきます。
でも彼は陽気な性格で、すぐにチームにとけ込んでいく。現在のシーンでは、Magic Johnsonと親しげに語り合っていました。
さらにさらに、今現在「第二言語習得論」の院ゼミを持っている(といってもオレは院生の説明を聞いて、分からないところを質問するという、どっちが先生か分からないものですが)のですが、それによると、この研究分野では、第二言語習得にあたって、「能力」というのは考慮に入れない、のだそうです。個人差があるとすれば、それは「性格」や「モチベーション」に帰すのだとか。
ちなみにその院生は「日本人は引っ込み思案だから外国語習得が苦手」とこともなげに断言するのですが、オレみたいな立場はそれはそれでう〜ん、ですが。絵に描いたような本質主義。
あれ、何について書いているんだっけ。そうそう、なので、岡島、どうなるんでしょうねえ…