2010-01-01から1年間の記事一覧

一難去って

金曜日で発表・講演の類はすべて終わり。あとはのんびり、のはずでした。が… 今度は「あちらこちらに連れて行かれる攻撃」が待っていました。昨日は、朝の10時に出発、帰ってきたのは夜9時。その間、市内のいろんなところに連れて行かれ、説明を聞き続け…

お別れ

こっちでは、4人ぐらいの女子学生が、入れ替わりで晩飯やら何やらに付き合ってくれました。それにしても、台湾の女の子の「食うこと」に賭ける思いは凄まじい。夜飯とか、オレは正直適当でいいのに、大学の近くの屋台街に連れて行かれて、あそこの何何が美…

波長

外国語で会話をしていると、「波長の合う人」と「合わない人」、いるんですよね。けっこうゆっくりしゃべってくれているのにどうしてもよく聞き取れない人もいれば、逆に早口でもよく分かる人もいる。 今回、あちこち移動する時に車に乗せてくれるおじさんは…

激まず

試しに買った、台湾のワイン、激マズ。こういうことはついったーでつぶやけばいいのでしょうが、今つながらないので、ここに記すしだいです。

さもありなん

こっちでは、発表し終わると、聞いてくれていた先生方とか学生さんたちが集まってきて、いろいろ質問してくれるんですよね。これはけっこううれしい。公式の質疑応答は疲れるだけですが、普通の会話なら、まあまだマシです。今日も何人かが集まってきて、「…

大学事情

しかしこっちの大学では、講演すると、いくばくかのお金をもらえます。 けっこううれしい。これを励みに、「ペラペラ攻撃」にも耐えているようなものです。 さて、昨日車で観光地を回ってくださった先生と、大学事情談議になりました。 オレ:「最近、日本は…

ペラペラ

読んでいる方々もさすがに飽きてきているでしょうが、相変わらず台湾で講演三昧です。しかし、大陸人にも、台湾人にも、ものすごい早口でペラペラしゃべり倒す人、いますよね。 普段の会話なら適当に「ふんふん、そうだよねー」とか相づち打っておけばいいの…

副作用

なぜかツイッターがつながらなくなって(たぶん持ってきたパソコンのせいでしょう。windowsをupdateするととたんに固まる悪い癖がありまして)、ゆえにブログに精力を傾けられるといういい影響が出ております。 今日も報告1回。しかし今日の大学、なかなか…

好きな所に住む。

台湾もようやく折り返し点。疲れてきました。やっぱり、オレ、日本人だなあ、と感じます。味噌汁が飲みたい、カレーが食いたい、五香の臭いにうんざりしてきた、etc... で、唐突ですが、人間にとって、「どこに住むかを自由に決められる」って、本当に重要で…

欠陥

台湾には本当に満足していますが、ただ、一つ気になるのが、物価が高いこと。食い物、台北では、日本の値段の75%、というところでしょうか。もちろんこれでも安いと言えば安いのですが、やはりどうしても大陸と比べてしまうと、そして大陸と同じように大…

事実の軽視

こっちでは、おもに歴史系相手に講演させられています。オレ、文学研究者の中ではそうとう歴史よりの人間だと思っていますが、それでも、やっぱり最後の最後は「歴史屋」にはなりきれないんですよね。 オレの場合、オーバーに言うと、「どうであったか」はそ…

豊かさの基準

「日本で成功した大陸のビジネスマン」みたいな人が、ついったーで、「日本は中国に自由がないというけど、実際には中国の方がよっぽど自由だし、なんでもできる」みたいなことを、よくつぶやいています。ある意味では、そうだと思います。とくに、いわゆる…

悲しいサガ

別に威張るわけじゃないですが、研究者のはしくれのはしくれとして、いつもこう、「法則」とか「因果関係」を探る癖が、あるんですよね。さっきシャワーを浴びていてふと気付いたのですが、今回台湾で泊ったホテル、2か所とも、シャワーの温度にタイムラグ…

すべてはメシのために

去年台湾に行った時も確か同じようなこと書いた覚えがありますが。台湾にいると、本当に、メシのために生きているなあ、と感じますね。食い物屋がハンパない。どこを見ても食い物屋。経済システムとか、どうなっているんだろう、と不思議になるほどです。と…

トイレさまざま2

またトイレの話で恐縮ですが。先日、天津に行った時、同行の先生はイギリスがフィールドだったのですが、その先生曰く、イギリスはトイレを探すのが大変、と。公衆トイレなんてものがないのはもちろん、デパートにも、マクドナルドにすら、トイレがないんだ…

何もしていないけど。

それにしても、台湾、居心地いいですね。今日も、訪問先の大学の方々が開いてくれた宴会で、「日本がいかにすばらしい国か」みたいな話題でみんな大盛り上がりで、反応に困りました。とくに、直前に訪問した大陸の大学の宴会での何とも言えないドンヨリした…

ありがとう。

それにしても、台湾の人は、「謝謝」、使いすぎですね。なにかあると「謝謝」、なくても「謝謝」。昨日台中市内を案内してくれた大学生は、道でチラシを配っていた人にまで、受け取った時「謝謝」と言っていました。今までの4日間で、大陸の1年分は「謝謝…

トイレさまざま

中華圏に行くと、迷うのが、「トイレで使った紙を、そのまま流していいか」です。以前は、「大陸では流してはいけない」というのがお約束でした。でも最近、流していいっぽいホテルも増えています(学校なんかのトイレは今でもほとんど不可ですが)。この区…

口癖

こっちでは、何度も何度も講演させられています。で、質疑応答のときには、通訳の人に手伝ってもらっています。こっちの大学の先生。このかた、もう日本語はペラペラなのですが、口癖が面白い。「よくわかんないけど」っていうんですね。 「あの方の質問は、…

筋金入り

というわけで、台湾に来ています。オレが到着した火曜日から、急に寒くなったそうで。たしかに、半袖なんかではとても無理な気温です。 …そんな寒さの中でも、冷房は欠かさないタクシーの運ちゃんたちに乾杯。

対応

中国ではなんだか、あっちもこっちもデモですね。このデモって、日本人として、けっこう対応が難しくないですかね。とくにいわゆる「進歩派」にとって。「デモに参加するのなんて中国人のごく一部。日本がそれを大げさに報道しているだけ」みたいな反応は、…

子を連れて

今日は学生さんを連れて、県内の工科大学へ。ワークショップに参加。文理融合なんて今時かけ声だけなら珍しくもないですが、実際には、そんなに機会はないんですよね。なんだかんだいって、文系は文系とつるむし。だもんで、貴重な機会です。いや、実は当初…

お買い物

作ることの日本近代―一九一〇‐四〇年代の精神史― (世界思想ゼミナール)作者: 伊藤徹出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2010/10/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (3件) を見る 先日の天津出張は経営学の同…

外国語という悲哀

今日は修士論文中間発表会。中国語チェックでお世話になった中国人院生のを聞きに行きました。 その学生さん、発表はまずまずだったのですが、質疑応答でちょっとしどろもどろに。まあ、質問された先生の言い方というか聞き方も、ちょっと分かりづらいものだ…

変換

でも今回、海外での発表に変な自信があったのは、「他人の発表の通訳はまあまあできていた」からなんでしょうね。 自慢じゃないですが、他人の発表の通訳は、それなりに場数も踏んでるし、まあまあ自信もあります。「隋代の中国北方地域における水運の変遷」…

自己嫌悪

そして今日の発表は大失敗。練習不足もさることながら、相手の質問が全く聞きとれず、聞き取れても全く思いもよらない質問ばかりで、「あ、いや、その問題についてはまた今度…」を連発してたら、聴衆から失笑が漏れてしまいました……あ〜あ、落ち込む。海外で…

消えた…

うがーせっかく結構長いエントリを書いたのに、windowsがきゅうにわけのわからん動作し始めたあげく急に再起動しやがって、全部消えちゃった…今日はもう不貞寝します。まだ朝だけど。

副作用

そして街中へ行ってきました。オレが日本人だとわかると群衆に取り囲まれて、「あの島はおれたち中国人のものだ!」と責められるも、オレが「いや、あそこはおれたち日本のものだ、だオレが殺されようとも、あの島はお前らには渡さんぞ!!」と決死の覚悟で…

悪化

それにしても、中国でみられる日本のHPやブログ、だいぶ減ってませんかね?それにしては、あいかわらず2chは見れるのがよくわからん。

政治屋

昨日のお昼はこっちの大学の「党の人」との会食。オレは正直、この「党の人」というのが大の苦手でして。もう本当に政治屋。いやまあ日本の大学でも偉くなるような人は多かれ少なかれ政治臭はするんでしょうが、そんなもんじゃない。100%政治屋。なので…