波長

外国語で会話をしていると、「波長の合う人」と「合わない人」、いるんですよね。

けっこうゆっくりしゃべってくれているのにどうしてもよく聞き取れない人もいれば、逆に早口でもよく分かる人もいる。


今回、あちこち移動する時に車に乗せてくれるおじさんは、「波長の合う」の代表です。すごくよく聞き取れる。するとこっちも応答しやすいんですよね。このおじさん、けっこう複雑なこととか際どいことを聞いてくるのに(尖閣についてどう思う、とか)、会話がそんなにしんどくない。むしろ自分の語学力が上がった気がして、うれしくなってきます。


いっぽう、こちらもいろいろ案内してくれる女子学生は、う〜ん、めちゃめちゃ親切なんだけど、どうもよく聞き取れない。まあ要は早口だし、若者言葉(っぽいの)を使う、ということなんでしょう。
で、あんまり「え?もう1回言って」を繰り返すのもあれなので、よくわからないけど「へえそうなんだ」ばっかり言うことになり、やがて応答が苦痛になってくる。


まあしかし慣れとは恐ろしいもので、今日の発表での受け答えは、我ながらなかなかの出来。途中でジョーク(だと思うもの)を入れたらまさに反応して笑ってくれたし。このまま毎日発表のドサ周りをし続けたら、けっこう上達しそうです。でもあと1回。しかも座談会。