2009-01-01から1年間の記事一覧

二字下げの文化史

今さらですが、中国語って、文の冒頭は二字下げなんですよね。いつからこうなったんでしょう。なんでこうなったんでしょう。誰が決めたんでしょう。教えて、偉い人。

記憶の信憑性

今書いているのはある人の日記についてです。日記縛りがかかっているもので。と同時に、この本も読みつつ。自伝的記憶の心理学作者: 佐藤浩一,下島裕美,越智啓太出版社/メーカー: 北大路書房発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この…

昔の思いは

昔は、論文書くって、一大イベントでした。それこそ全身全霊を込めて書いたものですよ。今でも、修士の頃に書いたやつ読むと、我ながら頭が下がります。でもだんだんドキドキ度・真剣度が下がっていって…… 今月末までに書かなきゃならんやつ、今読んでます作…

冷却期間の効用

修論−博論まで、穆時英という作家(知らないでしょうね、みなさん)をやっていました。しかし博論書いたあと、完全に遠ざかっていました。他に面白いテーマを見つけた、というのもあるし、飽きたのもあるし。ここ数年、彼の作品はもちろん、論文や研究書も、…

メシ食いながら

今度、ある先生の授業のピア・レビューというやつをすることになりました。「授業概要」(学期の最初に学生に配っている、というもの)が送られてきたので読んでいたら、「授業中、飲食は禁止。公と私のけじめをつけるため」と書かれていました。へーそうな…

試験の楽しみ

今日は推薦入試の日。しかしなんですね、試験の日の楽しみといえば、カワイイ女のk(ry

不覚にも

今期の中級中国語教材はこの映画を。山の郵便配達 [DVD]出版社/メーカー: 東宝東和発売日: 2002/05/24メディア: DVD購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (64件) を見る セリフが少ないので、さくさく進んでなかなかよろしい。 今日は、「お婆さん…

〈社会〉の作られ方

オレが持っているゼミ生というか卒論生、今まで6年やってきて、2,1,3,1,1,1です。羨ましく思われる方も多いでしょうね。 でも、「ゼミ生1人」って、けっこう大変なんですよ。今までの6年間で、一番楽だったのは、3人の年でした。間違いなく。…

専門によって

専門によって、人柄って分かれますよね、けっこう。周りを見ると、文学やってる人って、いい加減な人が多い。オレとか代表ですかね。細かなこととかどうでもいい。いっぽう、歴史屋さんって、実生活でもきっちりしている人が多い。ちょっと悪くいうと、四角…

愛、かな。

この授業の準備のために、昨日いくつか「ブルースリー論」を読みました。いろんな論点があります。ポスコロとかジェンダーとか。でも、対象への愛がない論文って、見ていて腹が立ちますね。 僕はいわゆるリー・ワナビーではありません。が、やはり自分なりに…

ガッカリというか

今日でリレー講義の持ち分終了。今日はブルース・リーにしました。映画を見せつつ、ディアスポラとかポスコロとかアイデンティティとか、そのへんに引き寄せて。人数が多い授業にもかかわらず出席を取らねばならないので、最後の10分で「感想」を書かせて…

これはこれで

新聞読んでたら、「外国人旅行者をいかに日本に呼び込むか」みたいな記事が載っていました。妻が旅行会社に勤めているもんで、この手の話題にはけっこう敏感になります。先日も同僚と話していて、「日本の空港って、日本人が海外に行って、帰ってくることし…

人事評価

新聞を読んだら、ある大臣さんが、「官僚にも人事評価をガンガンやっていく」宣言をしていました。まあそれはいいのですが、他人事ながら、「この人事評価ってのは、やっぱり「自分は今年これだけのことをしようと目標を立てて、それがどの程度達成できたと…

ちっちゃい人間

オレ自身がちっちゃい人間だから、なのか、にもかかわらず(or のくせに)、なのか、こちゃこちゃした人間が、嫌いです。 ある授業で、ちょこちょこと遅刻してくる学生がいるです。それはまあいいのですが、この学生がこれまたこちょこちょと、「今何回休ん…

元気でね〜

日本語というのは難しいもので。台湾からの留学生から、とある件で、メールが来ました。それに返信。それへのお礼のメールが再び来たのですが、それ、「どうもありがとうございました。DeSean先生、元気でね〜」と結ばれていました… う〜む、なんだかどこか…

創られた伝統

この前ワンゲル部と一緒に行って思いましたが、まあこの手の部活には、「伝統」が山ほどあるなあ、と。登る前に何をするとか掛け声とか山頂に着いたら何するとか食べるときには一緒に歌を歌うとか、後輩はどうするとか先輩はどうするとか、あれやこれや。 オ…

微妙…

ワンゲルと一緒に登っているときのこと。たまたまオレの中国語の授業を取ったことのある学生がいました。その学生に、他の学生が、「DeSean先生の授業、面白かった?」その学生:「うん、外国語の中では、一番面白かったかな」う〜む、微妙な評価だぜ。

さまよえる休日

韓国は楽しかった。腹がはち切れんばかりに食ってきました。で、昨日はワンゲルと山登りだったのですが、途中道に迷い、「道に出るはずの南へ南へと下ろう」というあまりやってはいけないことをやり、何とか道へ出て、下山できました。疲労困憊になって(学…

何をかいわんや

先日、地元紙に、「県職員の給料を減らす」という記事が出ていました。まあそれはいいとして、人事委員会のコメントで、「職員にはいっそうの倫理観とサービス向上を求める」と出ていたのにはさすがにムカッと来ました。神様じゃあるまいし、「給料減った、…

遊びをせんとや

明日から4連休(うちは月曜日学園祭なので)。最初の3日は韓国・釜山。最後の1日は顧問をやっているワンゲルに連れてってもらっての山登り。う〜むハードじゃ。ま、遊びに関してはオレは妥協を許しません。

門外漢

今現在、アメリカでは「4大スポーツがすべて見られる」数少ない時期です。何を見ればいいやら、悩む悩む。 さて、日本のアメスポ解説者って、自分の専門以外の競技には驚くほど無知な人が多いんですね。たとえば、以前NFLの@Clevelandの試合に、NBA…

人事評価

今日は組合の教研集会。お題は革命のやり方について。うそ。「人事評価」についてでした。世代間の断絶がうかがえて、なかなか面白かった。 年輩の方々は、「人事評価」と聞いただけで、アレルギーがあるようでした。ご不満な点はいろいろあるようでしたが(…

異星人

今日は高校での模擬授業でした。 オッサンになると、3歳ぐらいの差なんて、ないも同然です。でも、16歳と19歳だと、やっぱり違いますね。全然違う。 いや、本当に疲れまして……16歳ってこんなにガキなんだ……

嫌いなポイント

人によって、「嫌いな仕事」って、違うんでしょうね。 「アドミッションポリシー」をどうしよう、みたいなのが、明日の会議で、延々と議論されることになると予想されます。「アドミッションポリシー」ってのは、「うちの学部/学科は、こういう学生を求めま…

疲れている、のか?

さっきある採点をしてたですよ。でも問題はほとんどが選択なので、(1)ア、(2)オ、(3)ウみたいな答案表を見ながら。で、最後に見直しをしたら…… 我ながら怖くなるくらい、間違っています。本当に、単なる機械的な採点のはずなのに、なんでこんなにミ…

他人の必死さを笑うな!

昨日は今さらながら、今年の正月映画であるこの映画を。まあなんちゅうか、正月映画としてはこんなもんなんですかね。 しかしここんとこの中国映画って、こういう「お見合い」をテーマにした映画、なんだか多くないですかね?ちょっと前だけど『至福の時』と…

うれしいついでに

師匠からご著書をいただきました。ありがとうございます。 中国乙類図像漫遊記作者: 武田雅哉出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2009/10メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見る 僕は間違いなく「不肖の弟子」ですし、研究方針と…

うれしいとき

何気なく読んだ論文、しかも思いもかけない人・分野の論文に、自分の論文が引用されていたりすると、なんかすげーうれしくなりますね。さっきふと読んだやつに見つけて思わずニヤニヤしてしまいました。Iさん、ありがとう。

もう限界

今日本屋さんが来てまた本を買ったのですが、ふと気付くと、研究室の本の収納がもはや限界です……赴任した頃は、あんなにスカスカだったのに…… というわけで、同業の方の収納法を、募集……わんわりと。

付き合いづらい人

昨日は中国からの訪問団11人の接待。相変わらず疲れました。 さて、中国の正式な訪問団(5人以上ぐらい)には、必ずといっていいほど、学校の「党側」の人が付いてきます。肩書きが書記とか、そういう人。監視的な意味もあるんでしょうね。 今回も1人い…