冷却期間の効用
修論−博論まで、穆時英という作家(知らないでしょうね、みなさん)をやっていました。
しかし博論書いたあと、完全に遠ざかっていました。他に面白いテーマを見つけた、というのもあるし、飽きたのもあるし。
ここ数年、彼の作品はもちろん、論文や研究書も、まったく読んでいませんでした。読まないと決めたわけではないのですが。その間全集も出て、もちろん買いましたが、開いてもいませんでした。
しかし本当にここ2,3日、ゆる〜い必要に迫られて、読み返しております。
すると……
いや〜面白い。いろんな視点から、まだまだ論じられそうじゃん。
この間読んだいろんな本と、穆時英がドッキングして、けっこう可能性が見えてきました。
珍しく、研究意欲も湧いてきております。
研究にも、冷却期間って、時には必要なのかもしれませんね。