付き合いづらい人

昨日は中国からの訪問団11人の接待。相変わらず疲れました。


さて、中国の正式な訪問団(5人以上ぐらい)には、必ずといっていいほど、学校の「党側」の人が付いてきます。肩書きが書記とか、そういう人。

監視的な意味もあるんでしょうね。


今回も1人いましたが、見た目で誰が「党の人」なのか、けっこう分かるんですよ。


1.ふっくらしている人が多い。

2.態度がデカい。


1はまあ措いておくとしても、2はけっこうすぐ分かります。中国の大学の先生って、だいたいが中国の「老百姓」らしい、気さくな人たちなんですよね。同じ大学の先生だったら、日本のより中国のほうが、よっぽど気さく。

ところが党の人は、基本的に横柄。オレの見た目がちょっと若いということもあるんでしょうが、いかにも下っ端に相対するという感じで、録に挨拶もしてくれません。


今回も最初に会ったときにすぐわかりました党の人。立場上、ガイジンとあんまりぺちゃくちゃ世間話とかできないのかもしれませんが、どうも好きになれるタイプではないです。

ちなみに今回、先方の副学長の方も来ましたが、基本的にはお飾り(でもむちゃくちゃ気さくないい人でした)。校務に関するさまざまな決定権は、党の人が握っています。

しかしながら、こと学問に関しては、「党以外の人」のほうがむしろ優秀である場合が多い(ちなみに、党の人も、いちおう研究者である場合が多いです)。まあなので、表面上はともかく、お互いに(とくに「党以外の人」のほうは)腹に一物あるだろうな、とは思いますし、実際そんな話も聞きますし。