不覚にも
今期の中級中国語教材はこの映画を。
- 出版社/メーカー: 東宝東和
- 発売日: 2002/05/24
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セリフが少ないので、さくさく進んでなかなかよろしい。
今日は、「お婆さん」の場面でした。都会で働く(&田舎に残したお婆さんのことなどまったく眼中にない)孫からの手紙を待ち続ける盲目の老婆と、そのお婆さんに「架空の」手紙を書き続ける郵便配達員。
配達員の息子が「お婆さんと一緒に住みたい」と「架空の」手紙を読み、お婆さんがそれを聞いているシーンで……
いやー不覚にも、涙がこぼれそうになったですよ。
山の中ではないですが、しかもオレの手紙など待ってはいないでしょうが、遠くに独りで住むカーチャンを想って、なのは間違いないですね。この場面、以前見たときはそんなにジーンと来なかったはずなのに。少数民族の娘役の陳好ちゃんに釘付けで。
映画にしろ小説にしろ、時がたつに連れて見方も変わるのは、間違いないですね。
それにしても、「お婆さんと一緒に住みたい」の時のお婆さんの表情、僕がこれまで見た映画の中で、間違いなく五指には入る名場面・名演技ですね。ああ思い出すだけで泣けてくる…