読書好き

昨日、とある会議に出ました。学内と学外の中間ぐらいの。

そこで、若者の読書について話題がでました。当然、「最近の若者は本を読まない」「どうすれば本を読むようになるか」という文脈で、です。

思うのですが、読書の効用って、なんですかね。

よく、「読書をすると、立派な人間になれる」みたいにいわれますが、周囲(平均の何倍も本を読むであろう同僚)を見渡しても、やや微妙。

で、調査はというと、いろいろやられてはいます。静岡大のが有名みたいですね。
www.mext.go.jp/b_menu/shingi/.../1302195_01.pdf

なんでも、「読書好き」は成績と相関があるけど、「読書時間」はない、という、やや微妙な結果です。

あといろいろ見ると、読書量と「人間関係やコミュニケーション力との相関」も、そんなに高くないみたい。まあそれはそうですかね。


データ好きとしては、読書とか、あと最近話題の人文系学問とか、そういうのがなぜ必要なのか、どういう効用があるのかを、賛成する側も、反対する側も、きちんとデータを基に議論するようになればなあと思っているです。