変わったもの

あと半年だからというわけでもないのですがちょっと懐古的になると、ここでブログを始めて13年ほど、変わったものといえば、中国ですよねえ。

私の専門だからというのもあるのでしょうが、その頃は、まさかここまでになるとは、中国人を含めてもほとんどの人は考えもしなかったでしょう。

お隣さんが子沢山で生活が大変そうだなあと若干の優越感を覚えながらも眺めてたら、あれ、車買った。あれ、家建て替えた。あれ、あれ、という間にもはや比べ物にならないくらいの金持ちになってました、という感じ。

もちろん、うちからカネを騙し取って金持ちになったわけじゃないので批判する理由はないんだけど、でもなんか、気に入らない。しょせん成金じゃないか、そうやって後先考えずにパッパとカネ使ってたら、そのうち大きな借金抱えちゃうよ、と皮肉も一つもいいたくなる、みたいな。

ほんと、中国社会、この先どうなるんでしょうねえ。私には皆目見当もつきません。自分が死ぬ頃にはどんな国になっているのか。

で、中国やっててよかったなあと思うですよ。このドキドキ感、他の地域研究じゃ(たぶん)味わえないんじゃないでしょうか。