研究の切れ目

今さらというにはあまりにも今さらな疑問ですが。

研究、切れ目って基本ないじゃないですか。謎が謎を呼ぶ仕組み。これでひとまず解決、なんてことは基本あり得ない。いやなくはないけど、でもそうやって切れ目が付けられる研究って、要はチンケな研究だった、ってことにもなるし。

でもそうなると、いつ論文を書けばいいのか、というのはなかなか難しいんですよね。いうまでもなきう、論文って「ひとまずの切れ目」だし。

もちろん、「ここまではわかって、今後はここから進める」というのはありというか、ほとんどの論文はそうやって折り合いをつけています。ただそれでも、「ひとまずの切れ目」をどこでつけるかは、問題が大きければ大きいほど、難しくなっていきます。

「頭はいいのに論文をかけない」という人はいるもので、そういう人はこの折り合いをつけられない人なんでしょうね。

で、私も今、どこでどうやって折り合いをつけるか、ちょっと悩み中でして。今まではむしろ、こんなことなかったんだけどな…