カネこそすべて
最近思うのですが。というか今さらなのかもしれませんが。
世の中全体が、金儲けばかりで、イヤになりますね。
もうすべてが金儲け。テレビにしろ新聞にしろ何にしろ、すべてが広告。「これを買え、あれを買え」と、手を変え品を変え迫ってきます。
民間企業は、まあ仕方ないでしょう。そもそもそういうものなんだから。
ところが今は、公的機関や、教育機関や、自治体までが、「これを買え、あれを買え」といってくるんですね。
例えば地方自治体。街おこしとか地方活性化とかいうけど、要はすべて「いかに自分とこの商品を売るか」です。そりゃそうだ、そもそも活性化ってそういうもんだろといわれれば黙るしかないのですが、しかしなんというか、品がないですよね。哀れというか。
教育もね。「うちの学校に入れ」「そうすればこういう能力が身につくぞ」と宣伝する姿、あんまり教育的に素晴らしいとはいえないような。
あとウザいのは某公共放送。最近の番宣の鬱陶しさ、ちょっと目に余りますね。これ見てると、まだ民放のほうがマシに思えてきます。オレはこの番組を見てるだけなのに、なんで見たくもない他の番組の宣伝を見せられなきゃならんのか。
繰り返しですが「世の中そういうもの」「何を今さら」といわれれば、黙るしかないんです。が、なんかねえ。でも今後も、この趨勢は強まりこそすれ、弱まることはないんでしょう。