人と比べて
娘が生まれる前は、他人が「うちの子はすごい、特別だ」といっても、当然のごとく「ふーん」で終了でした。
ガキなんて誰でも一緒じゃないか、特別なんてことあるわけないじゃないか、と。
しかし自分に生まれてみると、これまた当然のごとく、我が子が特別に見えます。
こんなことができるなんてうちの子だけ、と。それが悪いことでもいいんです。こんなことができないのは、うちの子だけ、でもいい。とにかく特別だと思う。
その「特別さ」を他人に言うと、やはりたいてい「うちの子だってそうですよ」といわれる。で、ガッカリするわけです。
どうやら今のところはごくごく普通に育っているようです。ま、それでいいし、それが当然か。父親がごくごく平凡な人間だし。