人の要らない世界
さっき、ふらっとホームセンターに行ってきました。
こういう店にありがちな、店員が少ない店舗。
「必要な時は声を掛けてください」という張り紙はありますが周りを見渡しても誰もいません。私は買うものもなくぼんやり見ていただけですが、欲しいものがあったらさぞストレスでしょうね。
とはいえ、店員が少ないおかげで値段は安いし、また消費者も、少しでも安い方がいい、という人が多いんでしょう。
本来は、高くても店員が多い店と安いけど店員が少ない店、両方あって選べればいいのですが、近年では、前者はほぼ絶滅しかけてますね。人のいない安い店ばっかり。
でも店員がいればまだいい方で、ネットになるともはや店舗もなければ店員もいません。
商品と、本当に最小限の人がいるだけ。その人も、接客もしなければ商品の知識もない。単に注文されたものを包装して送るだけ。
これが行き着くと、この先、どうなるんでしょうね。
値段が安いのはいいことだといっても、買うためには稼がなきゃならんわけで。その稼ぎ先がなくなれば、いくら安くたって買えません。
こういう未来のシュミレーションは本としてもいろいろ出ていますが、どうも決定版はないようです。
やはり長生きして、この目で見届けるしかないですかね。