数字のマジック

うちは今日が卒業式。

毎年この日は、いろんな思いが込み上げてきます。


最近とくに、学生を「数字」で判断すること、増えています。しかもマクロな数字。

単位の取得率とか、GPAとか、就職率とか、留年率とか、退学率とか。

それが大学や、教員の、評価の材料とされる。

なので、学生のモデルコースというのが今まで以上にキッチリ決められるようになっている。きちんと単位を取得し、4年で卒業し、就職するのが一番。ちょっとでもズレると、指導の対象。学生も、教員も、なにやってんだと叱られる。


学生のみなさん(もう卒業する人も含めて)には、ぜひ、こんな大人の事情などクソ喰らえと思って、好きなように生きていってほしいものです。