飛行機の恐怖

例のドイツの飛行機墜落事故ですが。

なんか私の中で、何かが大きくはじけた感があります。

この原因が仮に機体の故障であれば、ここまでではなかったと思います。それは今後の技術の進歩で、確率をさらに下げることができるでしょうから。

しかし。人間の内面に原因があるとなると、これはもう、なにをどうやっても防ぎようがないですよね。

いやもちろん、さらに健康診断を細かく行う、という方法はあるのでしょう。しかしそれでも、人間の内面を外部から完全に把握することは、できないでしょう。

ゆくゆくはできるようになるのかもしれません。しかしじゃあそれがいい世の中なのか、それを技術の進歩と手放しで喜べるか。それはそれで、微妙なところでしょう。

別に飛行機事故じゃなくても、例えば街を歩いていて急に刺されたとか、車で突っ込まれたとか、そういうのも、類似の事件といえば事件です。しかし、飛行機事故のインパクトって、そういういわゆる「通り魔」的なものとはまた全然違いますよね。少なくとも、オレ的にはそう。


というわけで、軽度の飛行機恐怖症にかかった感じです。今後できるだけ、飛行機は控えます。メシの種である中国も、できるだけ行かない方向で。