客観的とか

近年、人文系では、客観的という言葉、たいへん評判が悪いですよね。

評判が悪いというよりも「そんなのあり得ない」というのが一般的になった。そんな立場はあり得ない。第三者的に観客席から眺めるみたいなのが一番タチが悪い。

今では、NGワードといってもいいくらいになりました。それくらい忌避される。メタなんてのもそうですよね。もはや嘲笑の的です。


しかしですねえ。


やっぱりこういう立場、あり得ないんですかねえ。


好き嫌いとか性格とかでいっても何の意味もないのかもしれませんが、やっぱり私は、客観的な立場に立てるなら立ちたいんですよねえ。


卑怯といわれればそうなのかもしれません。それでもいいです。客観性の復権とかいうつもりもありません。むしろそれしかできないという感じ。なにせ友達もいませんので。