解答のある人生

「人生に答えなんかない」とよくいわれますが。

たぶんありますよね。

つまり、今後さらにDNA解析やらなにやらが発達すると、生まれた時の検査で、「この知能、このコミュニケーション力なら、こういう学校に入ってこういう仕事に就くのが一番生涯賃金が高い」みたいなこと、割り出せるんじゃないでしょうか。

そうすれば、ミスマッチは防げます。勉強したくもなく、しかも勉強したところでたいした見返りもないものを学ぶ、みたいな悲劇を防げる。

ただもしそれを全国的に進めると、「合成の誤謬」みたいなの、起こりそうですね。みんなが同じような道に殺到し、結局激しい競争が起きる、ということが。

とはいえ、個人が「より大きな利益」を求めることに反対することは、できないでしょう。多くの人は楽して多くの金を稼ぎたいわけで、それをダメだ、日本・世界全体のために我慢してこの職業に就け、ということは、できない。

なんかわからなくなってきました。ま、ほんと、人生に答えはありますよ、たぶん。あとはそれを選ぶかどうか。