解答のある人生2

さっきNHKを見ていたら、未来家計簿なるものをやっていて、「きちんと死ぬためには何千万必要です」とかやっていました。

こういうのも、まさに「人生の解答」なんでしょうね。こうすれば最大限の利益を受けられる、という解答。

最近高校や大学(もっと下も?)で教えている「キャリアデザイン」なんかもそうでしょうね。こうやってこうすれば、その後の人生がもっとも有意義に送れる、みたいな解答を見つける授業。

うーーーん、ですねえ。

もちろん、こういうのも、アリだとは思います。少なくともダメという理由は思いつきません。「文学を勉強しろ。なんの役に立つか?そんなの知らん、けど心は豊かになるんじゃない?」みたいな態度よりも、こういう授業の方が役に立つといえば立ちます。

ただねえ。なんかねえ。

えもいわれぬ違和感ではあります。でも、これを「そんな人生つまらない」みたいな理屈で反論した気になるのも、ちょっと違う。

わからん。春休みにでも考えます。