救済
今日の記事も、あくまでフィクションとして
いわゆる「どうしようもない学生」、一定数はいるわけです。授業はサボる、提出物は持ってこない、持ってきてもいい加減、レポートはコピペ、みたいなの。
そういう学生を落とすのはもちろん可能だし、まあ放っておいても落ちるでしょう。
とはいえ、じゃあそういう学生を落とせばこの世から消えるかといえば、そんなことはないわけです。
在籍する限り、なんとかして卒業させなければならない。
もちろん、結局年限までに卒業できずに除籍、となることもあり得ます。
あるいは、そもそもそういう学生は入学させないとか。
しかしそれでも、相変わらず、この世から消えるわけではありません。
結局どこかで誰かがケアしなければならない。
最近、お役目柄、こういう学生を目にすることが多くて。
教員側にも、「オレの目の前から消えさえすればそれでいい」という態度の人、けっこういるんですよね。
なかなか疲れます。