リカバリー

朝のニュースでですが、フィギュアスケートをぼんやり見ていると。

個人的に一番すごいなあといつも思うのは、コケたあとの、リカバリーです。

例えばオレ自身があの場にいて滑ってコケたら。もうその時点で滑るのやめちゃうと思います。「あーあ、今回もダメだったか」って諦めて。

でも彼ら彼女ら、初っぱなに大コケしても、不貞腐れもせず最後まで滑りきる。当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、いつもすげーなーと思いつつ、見ています。


上に行く人の特徴、「やめないこと」が一番大きいよな、と思います。

上に行く人だって、けっこうな数、失敗するわけです。そこで諦めたり拗ねたりめげたりせず、続けること。これが一番重要でしょう。

もちろん、「やめなきゃ必ず上に行ける」というものではありません。でもやめたら上に行けないのは100%確実。


他のスポーツでも、例えばアメフトで大差が付いて(こないだのスーパーボールみたいに)、でも負けてる選手たち、見てる限りでは、最後まで本気で戦っているんですよね。よく「精神力」といいますが、個人的に精神力が一番強いと思うのは、こういう場面で、最後まで全力で戦う人たち、だと思います。負け戦でも逃げたりせず、最後まで自分たちの「尻拭い」をする、みたいなの。

こういう人に、心底憧れます。でもオレにはなかなか難しい。けっこう風見鶏だし、功利的だし。