プロセス派
卒論シーズンに、相変わらずいろいろ考えるのですが。
やっぱり教育って、誰がなんといってもプロセス重視ですよね。
例えば卒論。モノとしての卒論は、書いてしまったら、その後全くなんの意味もないものです。
研究者以外は、「私はこういう卒論を書きました」と名刺代わりに持って歩くことはあり得ません。たま〜に、雑談で「卒論は何を扱って…」とかあるかもしれませんが、その程度。「じゃあ今度卒論見せて」とか、ほぼ100%あり得ないわけです。
※「就職活動に卒論を持っていくような社会になればいい」という意見もたま〜に目にしますが、どうでしょうね。個人的には、やや微妙。
意味があるのは、それを書く時にどういうプロセスでどう考えてどう書いたか、という、その点だけ。
その辺のプロセスを学べるように、卒論指導ではいろいろ試行錯誤しているのですが、はたしてうまくいっているのやら。