言いかけてやめる

遥か昔、高校生のころだったかな、なんかの雑誌で「女にモテるコツ」というのに、「何かを言いかけて、やめる」と書いてあってふ〜んと思った覚えがあります。とくに実践はしませんでしたが。

最近、ブログにしてもツイッターにしても、「なんか書こうとして、ちょこっと書いて、やめる」ということが多数。

書いてる途中で自分でオチが見えちゃうんですよ。元々、他人の文章でも、「あ、この人いいな」と思って何冊か読むとすぐ底が見えて飽きちゃうほうでした。たんに飽きっぽい。

で、もう自分の文章にも飽きちゃったんですわ、たぶん。書いてても「どうせまたこのパターンか」となって、書く気が失せてしまう。

自家中毒というのかなんというのか。まさに「退屈論」ですね。

逆にいうと、モノを書き続けられる人というのは、ナルシストなんでしょうね。「自分の顔をいつまで眺めていても飽きない」みたいなもんで。オレはもう、自分の顔なんて、見たくもないですわ。